【具体例あり】40代中堅サラリーマンが小さな成功体験を積み重ねて自信をつける3つの方法

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この会社で10年以上働いてきたけれど、仕事で成功した体験がないなぁ

縁の下の力持ち的なポジションに甘んじてきたが、この年齢でその働き方はさすがに限界を感じる。

会社の在籍年数ばかり長いけれど、だんだん自信を持てなくなって将来に不安を感じている40代中堅サラリーマンの方も多いのでは?

シモ

こんにちは。脱サラしてフリーランスのwebライターになったシモです。

私も11年間同じ会社に勤めた経験がありますが、同じような気持ちを抱えながら過ごしていました。

今回はそんな40代の中堅サラリーマンのあなたに、小さな成功体験を積み重ねて自信を取り戻す方法を具体例とともに紹介したいと思います。

この記事でわかること
  • 自分に自信が持てないミドルシニア世代の割合がわかる
  • 小さな成功体験を重ねるメリットがわかる
  • 自信がない人が小さな成功体験を積む方法がわかる
目次

自分に自信が持てないミドルシニア会社員は、全体の55%いる

jishingamotenai middle-age

企業や個人などの人材育成を行う、有限会社エッセンシャルエデュケーションセンターが2021年に行った調査では、55%のミドルシニア(40代・50代)の会社員が、自分に自信がないと回答しています。

middle-aged and senior adults- enquete1

この調査で、「あまり自信がない方だと思う」と回答をした人の理由は、下記の通りです。

middle-aged and senior adults- enquete2

53.3%の人が「胸を張れるほどがんばっていないから」と答えています。

この理由を推測すると、現在の仕事にあまり熱中できていない現実がありそうです。

46.7%の人の「他者と比較してしまうから」には、自分より仕事ができる人を目の前にして、自分の実力が至らずに途方に暮れている姿を想像してしまいます。

そのほか、自分に自信のない人の中には、こんな声も。

特に取り柄がない
大きな成功体験がない
ほかの人と比べて何もできない
ネガティブな考えをもってしまう

これらの結果を見てみると、やはり、他人との比較で自信を無くしてしまっているのかもしれませんね。

私もサラリーマン時代に、人と比べてはいけないとわかりつつも、ついつい比べてしまい、自信を無くしていました…。

一方で、自分に自信が持てない理由のなかに、「社内の環境や上司に問題があるから」と回答している人が「非常に思う」と「やや思う」で合わせて40%との結果が出ています。

middle-aged and senior adults- enquete3

人のせいにばかりしてはいけませんが、環境次第で活き活きと働ける人も必ずいるはずです。

例えば、プロ野球の世界でも2軍生活が長かった選手が、別のチームに移籍して監督やコーチとの出会いで大きく飛躍したケースは結構あります。

自分にとって合う環境を見つけたいところですよね。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000068981.html

40代中堅サラリーマンにも参考になる!小さな成功体験を積み重ねる3つのメリット

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いまいち自信を持てない40代のミドル世代のサラリーマンのみなさんには、小さな成功体験が不足しているのかもしれません。

小さな成功体験とは、日常の些細な「できること」「やれること」を繰り返す体験です。

ここでは、小さな成功体験を積むことによるメリットについて紹介します。

①自己肯定感が高まる

小さな成功体験は、自己肯定感を高めてくれます。

小さな成功体験を積み重ねていくことで、「自分は何かを達成できる人間だ」との実感を得られるようになるからです。

自己肯定感(セルフ・エスティーム)とは?

自尊感情ともいい、自分自身を価値あるものとして尊重する感覚をいいます。
基本的な価値を実感することにより、自分自身を信頼し、様々な事柄に前向きに取り組む意欲や満足感につながります。

このような自己の尊重は、自分自身だけでなく、周囲の人々のありのままを受け入れる上でも重要となり、環境への適応や精神的健康と密接に関連しています。

引用:こころの耳 厚生労働省

例えば仕事なら、「前までなら時間がかかっていた仕事が早く終わるようになった」、プライベートなら、「毎朝早起きできるようになった」などの小さな成功体験です。

このような些細な成功体験が、あなたの自己肯定感を高めてくれるでしょう。

②目標達成への意欲を生む

小さな成功体験は、自己肯定感が高まるだけでなく、新たな目標達成への意欲をかき立てます。

成功体験が脳内のドーパミンの分泌をうながし、より高い目標に挑戦しようとの意欲を生むからです。

ドーパミンとは?

神経伝達物質の一つで、快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている。

引用:e-ヘルスネット

例えば、健康のために毎日30分のウォーキングを続けてみようと思ったり、1カ月に本を5冊読んでみようと思ったりする意欲です。

これは、私たちの脳で「もっと健康になりたい」「もっと賢くなりたい」といった成長意欲が生まれることによるものです。

そういった目標を達成していくことで、自分のなかで自信が育まれていきます。

③ストレス軽減

小さな成功体験を積むことは、ストレスの軽減にもつながります。

成功体験による達成感が神経伝達物質・セロトニンの分泌を促し、幸福感が高まるからです。

セロトニンとは?

他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。

引用e-ヘルスネット

具体的には下記のような体験が、私たちの心に達成感をもたらします。

●ずっとやりたかった楽器で、簡単な曲を弾けるようになった
今週中にやると決めた部屋の整理整頓ができた
新しいソフトソフトウェアの使い方をマスターして、仕事の効率化を図れた
●上司から仕事を任されて一生懸命取り組んだら評価された

このような小さな成功体験を積むことにより、ストレスを感じにくくなるのです。

自信のない40代中堅サラリーマンが、小さな成功体験を積む3つの方法

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この章では、いまいち自信を持てない40代のミドル世代のサラリーマンのみなさんが、小さな成功体験を積む3つの方法を具体的に紹介します。

①日常の些細な出来事を記録する

日常のほんの些細なことで達成できたことを記録するのは、小さな成功体験を育むのに大切です。

毎日なにもやっていないつもりでも、実は多くのことを達成できていると、視覚的に実感できるからです。

例えば日常生活では

●早起きすることができた
●洗濯物をためずに片づけられた
●日記を書けた
●英単語を5個覚えられた
●寝る前のストレッチができた

仕事では、

●会社の人に積極的にあいさつできた
●今日やることをリストアップして計画的に仕事を進められた

取引先のメールにすぐに返信できた
会議で発言できた
残業せずに仕事を終えられた

些細なことでよいので、ノートに書き出していきましょう。

ちなみに私は、毎日の計画を小さなメモ帳に書き出し、達成出来たら赤いペンで消すようにしています。

そして、メモ帳を見返して「今日は、こんなにできたんだ!」と、自分に自信をもてるようになりました。

自分を「よくやった!」と褒めてあげることも忘れずに。

他者との比較ではなく、自分の成長を見つめることが大切なのです。

②積極的に前に出てみる

積極的に前に出る姿勢は、自信をつける有効な手段です。

勇気を出して行動することで、「今までの引っ込み思案な自分を変えられた」という小さな成功体験が積み重なり、自己効力感が高まるからです。

自己効力感とは?

「自分ならできる。きっと成功する」と確信し、自分を信じる力のこと

セルフエフィカシーとも呼ばれる。

参考:厚生労働省|セルフエフィカシー

例えば、会議で自分の意見を言ったり、新しいプロジェクトに挑戦したりといった小さな挑戦です。

私の友人も、積極的に前に出たことで、自信をつけた一人です。

彼は人と話すことが苦手で、人前に出ると緊張してしどろもどろになるほどの極度の引っ込み思案でした。

しかしあるとき、「これではいけない!」と思いたち、会議で積極的に質問したり、自分の意見を言う練習を続けたりしているうちに、徐々に前向きになっていったそうです。

その結果、今では、大勢の人の前でプレゼンテーションをしても、ほぼ緊張せずに堂々と話せるようになったと言います。

あなたも、今日からほんのちょっと積極的になってみませんか?

自分に自信をもつことで、あなたの可能性が大きく広がるかもしれませんよ。

③やりたいと思っていたことでスキルアップを図る

以前から自分がやってみたかったことでスキルアップを図るのは、自己肯定感を高めます。

スキルアップすることで、「自分にもできる」という自信が生まれて、前向きに行動できるようになるからです。

具体的には、下記のようなスキルアップの方法です。

●ブログを開設して400文字程度の文章を書いてみる。
●プログラミングを学び、簡単なwebサイトを作ってみる
●英会話学校でビジネス英語を学んでみる
●仕事関連のスクールに参加する

このほかにも、スポーツや楽器の演奏など、趣味の分野でもスキルアップに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

私は、仕事がうまくいかなかった時に、趣味でフットサルをはじめました。

運動音痴な私は、はじめのうちは、まともにボールを蹴ることすらできませんでしたが、続けていくうちにきちんとボールを蹴れるようになっていったんです。

そして、ついには、フットサル仲間と大会に出場し、2得点を決めるまでになりました。

その時の経験は、かけがえのないものです。

このように自分が本当にやりたいことでスキルアップをすると、自己肯定感が高まるでしょう。

どんなことでもかまいません。あなたもやってみたいことがあったら、飛び込んでみてください。

ちなみに私のフットサル歴は、10年以上になりました。

今でも継続中です。

小さな成功体験をさらに加速!コーチングの力であなたらしい未来を作り出す

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小さな成功体験を積み重ねることは、自信につながります。

しかし、時に、「これから先どうすればいいか?」と、不安に思ってしまうこともあるかもしれません。

せっかく自信がついたのに、もったいないですよね?

そんな時は、専門家の力を借りてみるのも一つの方法です。

例えば、キャリアコーチングサービスはどうでしょうか。

キャリアコーチングサービスとは、あなたと一緒に人生の目標達成をサポートし、潜在能力を引き出してくれる専門家です。

キャリアコーチングを受けることで、下記のようなメリットを得られます。

●自分自身の理解が深まり、新たな視点で物事をとらえられるようになる
仕事面でのあなたの強みや弱みを客観的に分析し、転職・フリーランス・独立などのよりよい未来の方向性が見えくる
目標を達成するための具体的な行動計画を立案するサポートをしてくれる
モチベーションの維持に役立つ

キャリアコーチングは、あなたの未来を切り開くきっかけになるでしょう。

キャリアコーチングサービスについての詳しい内容は、下記の2つの記事でも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

小さな成功体験を積んで、あなたはきっと自信が持てるようになる!

今回は、自分に自信が持てずに将来に不安を感じている40代の中堅サラリーマンのみなさんに、小さな成功体験を積み重ねて自信を取り戻す方法を、具体例を交えながら紹介してきました。

まとめ
  • ミドルシニア世代(40代・50代)で自分に自信がないサラリーマンは、全体の55%いる
  • 自分に自信をもてないなら、日常の些細な成功体験を増やしていくのがいい
  • 「日常の些細な出来事の記録」「積極性」「やりたいことでスキルアップを図る」
  • 場合によっては、専門家であるキャリアコーチングサービスの力を借りてみる

これらのことを通して、一つずつ自信をつけていきましょう。

40代・50代と年齢を重ねていくうちに自分の限界が見えてくると、「どうせ自分の人生はこんなもんだろう」とあきらめがちですが、あきらめてはいけません。

本当はできていることがあるのに、目を向けていないだけです。

今回の記事で紹介した小さな成功体験の例を参考に、あなたもできることから自信をつけてみませんか?

一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして。webライター6年目のシモといいます。

5度の転職を経験。40代後半で3度の転職をしたあと、サラリーマンを卒業。

アルバイトとして2年間webライターの経験を積んだあとフリーランスのライターとなり、今年で4年目の50代です。

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