長年サラリーマンをやってきたけど、やっぱり向いてないな。
でも、どうすればいいんだろう?
そもそも会社で働くのが、自分の性格には向いてないってわかってきた…。でも、転職しても同じだろうなー。
40代サラリーマンで、こんな悩みを抱えている人はけっこう多いのではないでしょうか?
でも、誰もわかってくれそうもないから、相談できない。
よくわかります!
私も薄々気づいていたものの、誰にも相談できずに40代までズルズルとサラリーマンを続けていました。
今回は、サラリーマンが向かないと気づいてしまった40代サラリーマンのあなたが取るべき方法や、サラリーマン以外の働き方を紹介したいと思います。
- サラリーマンが向かないと感じた私の体験談
- サラリーマンが向いていないと考える40代男性が取るべき行動
- サラリーマン以外の働き方ができる職業の紹介
- サラリーマンが向いていない人の特徴
今回の記事を読むことで、サラリーマンが向いていないと感じるあなたが、別の働き方を見つけるきっかけになれば幸いです!
【私の体験談】サラリーマンを続ける努力をしたけれど、うまくいかなかった…。
まずは、「サラリーマンが向かない」と感じていた私の体験談にお付き合いいただければと思います。
情けなくて自慢できる体験ではありませんが、サラリーマンが向かないと感じているあなたが、「こんなやつもいるんだ」と参考にしていただければ、この上ない喜びです。
私がはじめに「サラリーマンに向いてない」と感じたのは、27歳のころ。
はじめに私がサラリーマンが向かないと気づいたのは、20代のころです。
3年間の長い長い浪人生活を経て大学に入学し、卒業する頃にはすでに25歳。
年齢で他の人よりハンデを背負っていた私は、「どこでもいいからとにかく就職しなければ」と、すぐに内定をもらえたあるヘアケア会社に就職することになります。
しかし、ヘアケアに関するカウンセラーを希望して入ったと思ったら、技術職でした…。
私は、その業務内容にギャップを感じて、1週間で退職することになってしまったのです。
あり得ないほどのスピード退職をした私は、2年間のフリーター生活に突入します。
そして、2年後の27歳。
小さな広告会社の企画・営業職として働くことになりますが、ややブラックな働き方になじめず、1年足らずで退職してしまいます。
毎日のように同じ職場に通わなければいけないこと、上司や先輩にどやされながら仕事をすることに違和感を感じた私は、このように考えてしまいます。
「めんどくさい。サラリーマン向いてないわ」
これが、はじめてサラリーマンに向いていないと感じた体験です。
しかし、早々にサラリーマンに向いていないと判断していますが、もう少し踏ん張れなかったのかと思ったのも事実です。
30代から13年ほど社会に適応しようと試みるも、やはりサラリーマンに向いていなかった…。
1週間で退職したり、1年足らずで退職したりしていた私は、2度目のフリーター生活を経て3たび、サラリーマン生活に戻ります。
自分が昔から憧れていた文章を書く仕事の道を模索したものの、うまくいかなかったからです。
「今度はすぐに会社を辞めないようにしよう!」
心のどこかで仕事が長続きしないことに引け目を感じていた私は、サラリーマンとして長くやっていくことを決意しました。
そして、何とか、ある物流会社で11年ほど仕事を続けましたが、結局、サラリーマンには向いていないと気づき、ある出来事がきっかけで仕事を辞めることにしたんです。
詳細は、下記の記事で書いております。よろしかったらご覧ください。
11年間、何とか頑張って会社員を続けた私。
改めて、サラリーマンが向いていないと気づいていたにもかかわらず、私は依然としてサラリーマンを続けようとしてしまいます。
そして、何とかサラリーマンとして、やっていける会社を探し続け、3社で仕事を経験したものの、やはり長続きせず。
ここでやっと、サラリーマン以外で自分が活躍できそうなライターの仕事に挑戦することにしたのです。
自分の本音に逆らって、無理やり続けたサラリーマン生活約13年。
だいぶ、遠回りをしてしまいました…。
これが、私の「サラリーマンに向いていない」と気づいた体験談です。
「サラリーマンが向かない」と思う40代男性が取るべき3つの行動
ここでは、40代でサラリーマンが向かないと思っている人が取るべき3つの行動を紹介します。
①サラリーマン以外の働き方を調べてみる
サラリーマンが向かないと感じているなら、サラリーマン以外の働き方を調べてみるとよいでしょう。
できれば仕事体験をしてみてもいいかもしれません。
実は私は、40代でサラリーマン生活が限界と感じていた時に、さまざまな職の体験をしたことがあるんです。
例えば、下記の体験です。
●近所のコーヒー屋で、コーヒーの焙煎教室に参加してみた
●イチゴ農園で苗の植え付けや収穫体験をしてみた
●犬の飼い方教室で、犬のしつけや仕事についての体験をしてみた
●包丁研ぎ教室に参加し、包丁研ぎの体験および実際に働いている人の話を聞いてみた
結局は、その仕事に就くことはありませんでしたが、わかったことは、「世の中にはサラリーマン以外で活き活きと働いている人がたくさんいる」ということでした。
自分にその仕事が向いているかを判断するためにも、試してみてもいいかもしれませんね。
②フルリモートの仕事に転職する
サラリーマンが向かないと感じている人は、フルリモート(完全在宅)の仕事への転職を検討してみてはいかがでしょうか?
フルリモートであれば、毎日の通勤電車や会社の人と常に顔を合わせるストレスから解放され、朝の時間を有効活用したり、自分の業務に集中出来たりする環境が作れます。
好きな時間に休憩を取ったり、スキルアップのための時間を確保したりすることも可能です。
リモートワークが可能な業界は、webライターや事務職、カスタマーサポートや営業など多岐にわたります。
専門の知識や技術があるなら、webデザイナーやITエンジニア、マーケターなどの選択肢もあります。
仕事が慣れるまでは出社というケースもありますが、求人応募の際に、フルリモートができるかを確認してみるとよいでしょう。
③フリーランスになる
サラリーマンに向かないと感じているなら、フリーランスという選択肢もあります。
フリーランスなら、特定の組織に所属せず、自らの専門知識を活かして自由に働けますよ。
詳しくは後述しますが、フリーランスでできる仕事には、webライターや動画編集、webデザイナーやYouTuberなどさまざまな職があります。
ただし、収入が安定しなかったり、厚生年金や退職金制度がなかったりなどのリスクがあります。
そのため、「収入が途絶えた時の生活費の確保」「個人年金に加入しておく」など、リスクに備えておくことが大切です。
フリーランスは比較的自由な働き方ができるので、サラリーマンが向かないと思うなら選択肢の一つとして考えてもよいでしょう。
40代からサラリーマン以外の働き方ができる10の職業を紹介!
この章では、40代の男性が将来サラリーマン以外の働き方ができる10の職業を紹介します。
サラリーマンとして働くだけがすべてじゃないと、感じていただければ幸いです。
①webライター
webライターは、webサイトに掲載される文章を作成する仕事です。
例えば下記のような記事を執筆します。
●企業のオウンドメディア(企業が保有するメディア)の記事
●ニュース記事
●コラム記事
●通販サイトでの商品紹介や比較記事
●ブログ記事
●YouTubeの台本作成
これらの記事を書く際に、読者の悩みや疑問などの解決を目的として、検索キーワードにもとづいて書く記事をSEO記事と言います。
Search Engine Optimizationの略。
webサイトの記事内容をGoogleやYahoo!などの検索エンジンに見つけられやすいよう整え、検索順位を上げる対策を取ること
フリーランスライターとして独立すれば、クライアントから文章作成の仕事を個人的に請け負って、生計を立てられます。
ちなみに、webライターの平均年収は、200万円〜400万円が一般的です。
未経験でwebライターとしてやっていくには、まずは、クラウドソーシングサイトで1文字0.5円以上の案件からはじめ、実績を積んでいくことが必要になります。
そして、求人サイトや企業のライター募集に直接応募して、徐々に1文字1円、2円…と、文字単価を上げていくのがよいでしょう。
金融系や医療系、取材やインタビューライターとして専門特化していけば、さらに収入アップの可能性が高まります。
そのほか、ディレクションスキルやwebライターの育成スキル、サイト分析スキルなどを身に付ければ、ライターとして仕事の幅も広がるでしょう。
なかには、年収1,000万円を稼ぐライターもいるようです。
年収を上げるためには常に勉強して、自分自身の実力を高めていかなければいけません。
そのために、ライタースクールで勉強してもいいですね。
②webデザイナー
webデザイナーは、クライアントから依頼されたwebサイト上のデザイン制作をする仕事です。
フリーランスのwebデザイナーとして独立してやっていくには、IllustratorやPhotoshop、Canvaなどのデザインツールの使用方法、HTMLやCSSなどの言語をweb上に表示するコーディングスキル、デザインスキルなどが必要になります。
また、マーケティングの知識も求められます。
クライアントが求めるターゲットに合ったサイトを作るうえで、サイトの企画から制作までを一人で任されるケースもあるからです。
フリーランスのwebデザイナーの年収は、約300万円〜400万円と言われています。
しかし、経験が浅い場合は、それ以下の年収になる場合も。
もし、自信がないなら、アルバイトや派遣社員などで働きながら、webデザインを学ぶのも一つの戦略かもしれません。
ちなみに、こちらの「いでランドさん」の動画では、40代未経験でフリーランスのwebデザイナーになる方法がわかりやすく解説されていますよ。
③webコーダー
webコーダーは、HTML、CSS、JavaScript、PHPなどの言語を使って、webサイトを構築する(インターネット上で見えるようにする)仕事です。
具体的には、下記のような仕事内容になります。
●Webデザイナーが作ったデザインをもとに、コーディング内容を決める
●HTML、CSS、JavaScript、PHPなどの言語を使って、webサイトをコーディングする
●コーディング後の画像の表示チェックやブラウザの互換性(webサイトが適切に機能しているか)、フォームの動作確認をチェックする
未経験からwebコーダーをはじめるには、HTMLやCSSなどのコーディングを行うための言語を学ぶ必要があります。
独学でもできますが、効率的に学ぶならスクールで通うのがベストな選択でしょう。
フリーランスのwebコーダーの平均年収ですが、400万円〜600万円が相場と言われています。
④動画編集
動画編集は、クライアントから依頼された内容にもとづき動画コンテンツの編集を行う仕事です。
具体的には、下記の仕事内容になります。
●映像や音声の編集BGMやナレーションの編集
●カット調整トランジション(動画のカットとカットをつなぎ合わせ画面を切り替える技術)
●エフェクトの追加(タイトルや場面の切り替え)
未経験から動画編集の仕事を始めるなら、PowerDirectorやVegas Pro、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsなどの動画編集ソフトの使い方を習得する必要があります。
独学でも可能ですが、効率的に習得するなら、スクールに通うのがおすすめです。
スクールは3ヵ月〜6ヵ月のコースで、10万円〜40万円くらいの費用がかかります。
フリーランスの動画編集者になった場合の平均年収は、180万円〜360万円程度と言われています。
こちらの「こーたろーチャンネル」さんの動画では、未経験40代で脱サラしてフリーランスの動画編集者になった方の体験談が興味深く紹介されています。
⑤webマーケター
webマーケターは、企業のwebサイトや商品サイトに多くのユーザーを集客して、サービスや商品を購入してもらえるよう対策を立てる仕事です。
具体的には、下記の仕事内容になります。
●アクセス解析やデータ分析
●広告運用(リスティング広告やディスプレイ広告)
●SEO対策
●Xやインスタグラム、FacebookなどのSNS運用動画制作
GoogleやYahoo!などの検索エンジンに、テキスト形式で表示される広告のこと
あるキーワードで検索したページに表示されるので、「検索連動型広告」とも呼ばれる。ピンポイントで、ユーザーに訴えかけられるのが特徴
GoogleやYahoo!などの閲覧サイトの広告枠に表示される広告のこと
リスティング広告よりも幅広いユーザーに訴えかけられる
webマーケターとしてやっていくには、webマーケティングの知識や実務スキルは当然のことながら、事業計画の理解と戦略立案スキル、コンテンツマーケティングスキルやクライアントの抱える状況を分析するコンサルティングスキル、コミュニケーションスキルやSNS運用スキルなどが求められます。
ビジネスモデルの理解力や、コンサルティング能力なども必要です。
40代で全くの未経験からフリーランスのwebマーケターとして働くのは難しいため、まずは、webマーケティングスクールに通ったり、未経験可のアルバイトで仕事をしたりするのが最適でしょう。
ちなみに、フリーランスのwebマーケターの平均年収は、400万円ほどと言われています。
月収としては、月35万円〜90万円が相場です。
⑥プロゲーマー
プロゲーマーは、e-Sports(ビデオゲームを使った対戦スポーツ競技)選手として、大会で優秀な成績を収めて利益を得るのが主な仕事です。
プロゲーマーが行うゲームの種類は具体的に、対戦格闘ゲームやシューティングゲーム、スポーツゲームなどがあります。
年齢性別関係なく活躍できるのが特徴で、40代からプロになる人もいます。
プロゲーマーになる具体的な方法は、下記の通りです。
●プロゲーマーチームの募集に応募して、チームの一員として参加する
●アマチュア大会で優秀な成績を収め、プロチームからスカウトを受ける
●実力をつけて、一線で活躍するプロゲーマーに声をかけてもらう
また、プロゲーマーの収入源は、下記の通りとなります。
●大会の賞金イベント
●企業からの年間スポンサー料
●CM・イベントの出演料
プロゲーマーとして長く活躍するには、大会の優勝賞金を一攫千金で狙うよりも支援してくれる企業と契約して、スポンサー料を支払ってもらうのが一般的なようです。
プロゲーマーの平均年収は、400万円前後です。
人気チームの中心選手であれば、600万円〜1,200万円の人もいるようですが、ほんの一握りでしょう。
ここで、e-Sporsの市場規模についての予測資料を紹介します。
この資料によれば、2025年のe-Spors市場規模は、約217億円に達すると予想されています。
画像引用:「日本eスポーツ白書2023」
また、ファン数も2025年には1,000万人を超えると予想されているので、プロゲーマーはこれからますます注目される分野といえるでしょう。
画像引用:「日本eスポーツ白書2023」
毎日、個人およびチームでの練習を行い、技術を磨かなければいけない厳しい世界ではあるものの、プロゲーマーになって大きく稼げるのは、夢がありますね。
⑦YouTuber
動画配信サービスYouTubeに開設したチャンネルに、動画を配信する仕事です。
動画の再生数や視聴時間により得られる広告収入で、生計を立てます。
YouTuberをはじめるならカメラやマイク、ライトのほか、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」「FinalCut Pro」などを使いこなさなければなりません。
アイキャッチ画像の作成能力や動画配信の企画力・編集力、動画の検索順位を上位表示させるYouTubeSEO対策も必要です。
YouTubeに流す動画は、下記のようなジャンルがあります。
●ゲーム実況
●日常生活系
●ビジネス系
●映画や小説などの趣味系
●アウトドア系
YouTuberの収入源は、具体的には、下記のようなものがあります。
●広告収入で稼ぐ(動画に表示された広告回数による収益)
●チャンネルメンバーシップで稼ぐ(チャンネルにメンバー登録してくれた人数により、収入が増える仕組み)
●投げ銭(ライブ配信をする際に、視聴者から送られる金額。手数料を差し引いた50~70%ほどが振り込まれる仕組み)
●企業案件(企業から依頼される商品やサービスを紹介することで収入を得る)
一般的なYouTuberの平均年収は公開されていないのでわかりませんが、平均月収を調査した結果によれば、YouTuberの平均月収は5,000円〜1万円未満が28.7%と最多です。
この結果から平均年収を計算すると、一般的なYouTuberの平均年収は6万円から12万円ほど。
しかし、人気のYouTuberになれば平均年収が約800万円〜900万円にもなる世界なので、スクールなどで正しい知識を学び、実践し続ければ不可能な数字ではないでしょう。
⑧カメラマン
カメラマンは、写真や動画を撮影して収入を得る仕事です。
カメラマンが撮る写真のジャンルは、具体的には下記のようなものがあります。
●幼稚園や保育園、学校などで行われる行事の撮影
●ウエディング関係の撮影
●イベントやパーティの撮影
●プロフィール写真撮影
40代未経験からフリーランスのカメラマンになる場合、写真撮影の高いスキルが必要です。
そのためには、さまざまな写真を撮って実践を積んでいくしかありません。
サラリーマンをやっているうちに副業として、写真撮影の仕事をして準備してもよいでしょう。
ちなみに、フリーランスカメラマンになった場合の一般的な平均年収は、約300万円〜400万円が相場と言われています。
稼いでいる売れっ子カメラマンであれば、年収1,000万円以上稼いでいる人もいるようです。
しかし、経験がないカメラマンの場合、年収が100万円に満たないケースも。
そのため、案件を少しでも多く獲得していく必要があります。
こちらの旅スタジオさんの動画では、45歳で脱サラしてフリーランスのプロカメラマンになった豊田 輝さんが、フリーランスになる前となったあとに行った仕事の取り方を解説しています。
フリーランスのカメラマンを目指している人には、参考になる動画です。
⑨webプログラマー
webプログラマーは、webサイトやwebアプリケーションの開発をする仕事です。
webプログラマーの具体的な仕事内容は下記のとおりです。
●システムエンジニアが作った仕様書にもとづき、コーティングする(プログラムを書いたりデータをコードに書き換える)
●書き上げたプログラムが、仕様書とおりに動作しているかを細かく確認する。
●バグ(不備)が見つかったら、修正対応する
40代で未経験でプログラマーとしてやっていくには、まずはJavaScriptやPHP、HTMLやCSSなどのプログラミング言語やwebサイト作成ツールのWordPressについて学ぶ必要があります。
また、webの商品情報や注文情報などを検索するために必要なデータベースを操作する言語SQLなどを習得しておくと、業務を任される範囲も広がります。
このような言語を未経験から身に付けるためには、スクールで学ぶのが効率的でしょう。
この動画では、40代未経験でフリーのプログラマーになった方の体験談が載っています。
努力と次第で、フリーランスとして活躍できる可能性があると勇気が出てくる内容ですね。
ちなみに、フリーランスプログラマーの平均単価は、60万円から80万円、年収は、500万円から700万円ほどと言われています。
⑩フランチャイズ農業
フランチャイズ農業は、農家のノウハウがない人でも挑戦できる新しい農業の形態です。
新規で農業をはじめたい人に対して、フランチャイズ企業が、農地や農機具、栽培技術や販売経路などを提供。
栽培方法のノウハウも、フランチャイズ企業のスタッフが1から指導してくれるのが特徴です。
あるフランチャイズ農業では、生産した野菜をすべて買い取り、全国の取引先へ販売するといった仕組みを作っているところもあります。
フランチャイズ農業就農者の平均年収は、450万円ほどと言われています。
自然を相手にしているため、天候により収穫が不安定な時期があったり、フランチャイズを展開している企業がまだ少なかったりなどのデメリットがありますが、うまくいけばサラリーマン時代よりも充実した生活できる分野と言えるでしょう。
まずは、フランチャイズ農業を行っている企業を調べるところからはじめてみることをおすすめします。
サラリーマンに向かない人/5つの特徴
この章では、サラリーマンに向かない人の6つの特徴を紹介します。
自分に当てはまるものがないか、確認してみてください。
①自分のペースで仕事がしたい
自分のペースでもくもくと仕事がしたいと感じる人は、サラリーマン向きではありません。
会社組織に所属している以上、チームとの連携や上司から降りてくる指示への対応など、常に人との関わりが生じるからです。
例えば、黙々とプログラミング作業をしたい人は、会議や報告会に時間が割かれることにストレスを感じるかもしれません。
自分のペースで仕事を進めたいと思うなら、完全リモートワークやフリーランスのような働き方が向いているでしょう。
スキルを最大限に活かせるだけでなく、柔軟な働き方ができるため、ワークライフバランスを重視したい人にもおすすめです。
まずは、自分のスキルや興味のある分野を整理してみましょう。
自分の深堀りに迷ったら、キャリアコンサルティングに相談してみてもいいかもしれませんよ。
②組織のルールに縛られたくない
組織のルールに縛られたくないと思う人は、サラリーマンが必ずしも合わない可能性があります。
会社が利益を追求して組織を存続させる場所である以上、働く人に会社のさまざまなルールに従って行動してもらわなくては、統制が取れなくなるからです。
例えば、服装規定や残業時間の制限、社内行事への参加など、必ずしも納得のいかないルールもあるでしょう。
これらのルールは、社内に統一感を生み出す一方で、個人の自由を制限してしまうデメリットもあります。
このような環境では、モチベーションが下がってしまう人もいるはずです。
もし、あなたが組織のルールに縛られることが嫌なら、比較的自由な雰囲気の職場に移るか、フリーランスの働き方を検討してみてはいかがでしょうか?
③コミュニケーションが苦手
社内でのコミュニケーションが極端に苦手な人には、サラリーマンは辛いかもしれません。
仕事をする上で、ある程度のコミュニケーションが必要になるからです。
例えば、下記のような性質を持つ人は、ストレスを感じがちです。
このようにコミュニケーションに不安を感じている人は、周囲との連携が難しく、仕事でストレスを感じてしまうことがあります。
しかし、コミュニケーションが苦手だからと言って、それが、人より劣っていることにはなりません。
「一つのことに集中して取り組める」「論理的な思考力がある」など、誰にも負けない強みを持っているはずです。
もし、コミュニケーションに自信がないと感じているなら、プログラマーやライター、デザイナーなどの専門的なスキルを活かした仕事も検討してみてもいいかもしれませんね。
④完璧主義
完璧主義でどんな仕事にも手を抜けない人は、サラリーマン向きではない傾向にあります。
妥協を許さず、細かいところにまでこだわりすぎてしまうため、仕事が進まなくなるからです。
例えば、「プレゼン資料の表のサイズにこだわる」「言い回しにこだわる」など、資料ひとつ取っても完璧にこなそうとしてしまうようなタイプです。
このような人は、責任感が強く、高品質の納品物をお客様に提供したいとの使命感があります。
一つの仕事にこだわりたいなら、研究職やプログラマーのような仕事に就くことで、その能力を最大限に発揮できるかもしれません。
しかし、完璧主義は、プロジェクトの遅れやチームワークの低下など、仕事に悪影響を及ぼすことも。
7~8割程度の品質が保てているなら、納品してしまうといった一定の線引きも大切です。
⑤自分のやりたいことが明確にある
自分の中でどうしてもやりたいことがはっきりしている人は、必ずしも企業に属することが幸せな選択とは限りません。
企業は、売り上げ向上や株主への利益還元を最優先するため、個人の希望が必ずしも一致するわけではないからです。
例えば、作家として作品を発表したり、eスポーツ選手として活躍したりといった個人的な希望は、企業では実現しづらいでしょう。
自分の夢を追いかけたいと思うなら、具体的な目標を設定し、情報収集を行うなど計画的に動き出すことが大切です。
しかし、自分の夢を追うことで、経済的に不安定になったり、周囲に理解されずに孤独を感じたりなど、常に不安が付きまとうこともあります。
もし、両立できるなら、仕事をしながら自分の夢を追いかけてもよいかもしれません。
「それでは中途半端になってしまう」とのことであれば、自分の心の声によく耳を傾け、後悔のない選択をしましょう。
自分の道に迷わず進んで夢が実現した先には、達成感や成長がともない、大きな喜びにつながるはずです。
サラリーマンが向かない人が生きる場所は必ず、ある。
今回は、40代でサラリーマンが向かないと気づいてしまったあなたが取るべき3つの行動や、将来サラリーマン以外の働き方を実現できる職業を紹介してきました。
- サラリーマンが向かないと感じるなら、「サラリーマン以外の働き方を調べる」「フルリモート(完全在宅)の仕事に転職する」「フリーランスになる」の3つを検討する
- 40代でサラリーマンが向いていないと感じている人には、別の働き方もある
- サラリーマンに向かない人は、「自分のペースで仕事がしたい」「組織のルールに縛られたくない」「コミュニケーションが苦手」「完璧主義」「自分のやりたいことが明確」などの特徴がある
「頑張って続けてきたものの、やっぱりサラリーマンって向いていないんだよな」と感じているなら、まずはサラリーマン以外の働き方を調べてみてはいかがでしょうか?
意外に自分に興味の持てる仕事が、見つかるかもしれませんよ。
そして、これをやってみたいと感じたなら、積極的に情報収集をして具体的な行動に移しましょう。
未経験のため知識も技術もないと感じるなら、専門のスクールで効率的に学ぶのも手です。
サラリーマンが向かないと感じたあなたは、決して終わりではありません。
これはあなたにとっての大きな転機です。
「思い立ったが吉日」で、今すぐ動き始めましょう!
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