45歳の転職、現実は?厳しいと言われる理由と成功の秘訣

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「もうこの会社で働くのは限界だ..。できれば転職したいけど、45歳で転職なんてもう無理だろうな」

あなたは今、通勤電車の中でそんな風に思いながらこの記事を読んでくれているかもしれませんね。

シモ

その気持ちはすごくわかります。

私も45歳で転職活動をして、会社は決まったものの、正直うまくいきませんでした。でも、その失敗があったから今、ライターをやっている自分があるんですよ!

この記事では、45歳の転職の現実や転職に成功する人・失敗する人の特徴、自分のやりたいことに気づく第三の選択肢キャリアコーチングについて解説します。

最後まで読めば、あなたの選択肢が広がるはずですよ。

この記事でわかること
  • あなたが今、なぜ転職したいのか(本音の理由)が整理できる
  • 45歳の転職が「厳しい」と言われる5つの理由
  • 転職で「即アウト」になる人と「成功する」人の決定的な違い
  • 45歳の転職に迷ったら、「キャリアコーチング」に相談するという方法もあり
目次

45歳で転職したいと思う人たち。その理由は?

45歳で転職したい人たちの理由 イメージ

現在45歳のあなたが、現在転職したい理由は何ですか?

私が45歳で転職を考えていた時の理由は、「社会保険に未加入だった」「給料が安すぎる」「将来が見えない」の3つでした。

では、データではどうなっているんでしょう。

気になりますよね?

はい、調べました!

厚生労働省の令和5年転職入職率の調査です。(45〜49歳を対象)

転職理由として多いのは、以下のようなものがあります。

(男性に多い転職理由)

●職場の人間関係が好ましくなかった(11.1%)
●労働時間、休日等の労働条件が悪かった(8.9%)
●能力・個性・資格を活かせなかった(8.0%)
●仕事内容に興味を持てなかった(7.3%)
●会社の将来が不安だった(6.8%)
●給料等収入が少なかった(5.1%)

(女性に多い転職理由)
●職場の人間関係が好ましくなかった(18.7%)
●労働時間、休日等の労働条件が悪かった(12.6%)
●給料等収入が少なかった(7.9%)
●会社の将来が不安だった(5.5%)
●仕事内容に興味を持てなかった(5.2%)

参考:令和5年転職入職率の調査(厚生労働省)

どの転職理由にも、「もう、我慢の限界だ!転職したい…」という切実な悩みが隠されているような気がするのは私だけでしょうか?

45歳の転職が現実的に厳しいと言われる5つの理由

45歳の転職の現実 イメージ

「45歳の転職は、どのくらい厳しいのか?」

できればそんな事実には目を背けたいですよね?

でも、あなたの転職を成功させるために、どうしても目を背けてはいけない現実です。

なぜなら、この現実を知らずに突っ走ると、失敗してしまうからです。

この章では、45歳の転職の厳しい現実を包み隠さず書いていきます。

理由①そもそも求人数が少ない

20代30代向けの求人と比べると、40代歓迎の求人は圧倒的に少ない。

これは事実です。

理由は、企業の採用担当者が40代の人材を採用する場合、管理職や専門性のある人が求められる傾向にあるからなんです。

そのため、40代の採用枠が限られている傾向にあるというわけですね。

データでも、見てみましょう。

「関東労働市場圏有効求人・有効求職 年齢別バランスシート(一般常用)」によれば、35歳から44歳の求人倍率は1.10、45歳から54歳の有効求人倍率は0.75です。

単純計算すると、求職者一人当たりの求人数が1件あるかないかの狭き門となっています。

参考:「関東労働市場圏有効求人・有効求職 年齢別バランスシート(一般常用)」

理由②即戦力として高いスキルを求められる 

45歳を採用する企業は、人材を「育てる」つもりはありません。

入社して1カ月で、成果を出せるくらいの即戦力を期待しているというのが本音でしょう。

パーソル総合研究所の調査によると、40代以上の中途採用は「ミッション型」と呼ばれ、若年層向けの中途採用である「欠員補充型」とは性質が異なります。

経験豊富な40代には、組織にとって戦略的なポジションや新しいミッションが求められるケースが多いのです。

若手なら「ポテンシャル採用」もありますが、40代のサラリーマンともなると、これまでの経験やスキルで勝負するしかありません。

しかも、ただのスキルではなく「その会社で活かせるスキル」が求められます。

企業が求めているのは、「入社後すぐに部下を指導できる」「プロジェクトを回せる」「売上を作れる」そういった即戦力です。

マネジメント経験があれば有利ですが、プレイヤーとしてずっとやってきた人には厳しい現実がそこにはあります。

参考:(パーソル総合研究所「40代からの転職の難しさ〜即戦力規範の功罪〜」]

理由③企業側が「扱いづらい」と感じている 

「40代のミドルシニア世代は扱いづらい」

言いづらいことですが、これが企業の本音です。

企業側は、年上の部下を扱いづらい。プライドが高くて指導しにくい。と考える傾向にあるようです。

私も過去に経験しましたが、面接では、「若い上司の下で働けますか」と聞かれることが多かったように思います。

これって、年下の上司に対する対応も問題なく対応できますよね?若い社員ともうまくやっていけますよね?という探りのような質問だと私は思いましたね。

こうした懸念材料は、データにもハッキリと表れているんですよ。

厚生労働省が2019年に行った「中途採用の年齢別の採用方針」によれば、35歳未満に対して「積極的に採用したい」と回答した企業は43.5%。

それに対して、45歳以上55歳未満ではわずか3.1%にまで急落しています。

このデータは少し古いものの、ここ数年で40代の採用意欲が劇的に上がったという話は残念ながらありません。

むしろ、景気の先行き不安から、企業のリスク回避傾向はさらに強まっていると推測できます。

この極端な採用意欲の差の裏側には、「扱いづらさ」を感じている企業の本音が含まれていると私は思うんですよ。

人材サービス各社の調査やヒアリングでは、企業側の採用担当者から、以下のような具体的な懸念が挙げられています。

「考え方の柔軟性に欠けるのではないか」

「組織文化に馴染めず、再び辞めてしまうのではないか」

企業は、高い給与を払って採用する40代の「即戦力」に対して、成果だけでなく組織への適合力にもシビアな目を向けていると言えますね。

これは、中途採用が早期離職した場合、数百万単位の採用コストと工数が無駄になるという経済的なリスクを企業が極度に嫌うためです。

参考:(厚生労働省の「中途採用の年齢別の採用方針」

参考:「早期離職」に関する実態調査。入社から半年で早期離職が発生した場合、企業の損失額は「640万円」。早期離職経験者は31%。(エン・ジャパン)

理由④希望条件と現実のギャップがある 

45歳になると、守るべきものが増えます。

家族、住宅ローン、子供の教育費などなど…。

「転職したいけど、年収は下げられない」「残業は少なめで」「転勤はNG」とさまざまな条件が増えていきます。

その気持ちはわかります!

でも企業側からすれば、このような条件をあげつらわれたら、「条件が多すぎて採用しにくい」となります。

若手や独身の方の方が、柔軟に動けるのでは?と思われてしまうからです。

「とはいっても、若い頃のように、勢いでは動けないんだよな…。」

このギャップが、45歳の転職を難しくしている大きな要因なんです。

しかし、転職で全ての条件を満たすのは難しい。

それならば、優先順位をつけて、絶対に譲れない条件を2〜3個に絞る必要がありますね。

あれもこれもと求めると、どの企業からも採用されない結果になってしまいますから。

理由⑤未経験業界へのチャレンジは現実的にキツい 

「今の業界に将来性がないし、それなら自分のやりたかったことで働いてみたい」。

その気持ちもよくわかりますよ。

でも、45歳で未経験業界は、かなりハードルが高いのが現実。

企業は即戦力を求めているので、ゼロから教える余裕なんてないんです。

ましてやこの物価高の状況では、なおさらです。

私も45歳の時には、「ライターとして働きたい」と思っていましたが、経験がないので正社員で応募しても書類で落とされまくりました。

年齢と未経験のダブルパンチは、想像以上にキツかったですねー。

結果、自分のやりたいことをあきらめて方針転換し、自分ができそうな仕事を探すことに決めました。

しかし、45歳を積極的に採用している職種は、未経験歓迎のIT系、営業職、接客業、介護職、ドライバーなど、どれも私が本当に望む職種ではありませんでした

最終的に、積極的に採用活動をしているIT系の企業に転職することになりますが、わずか1年で辞めることになってしまいました。

45歳の転職市場は難しい?心配することなかれ。40代を積極的に採用する企業が増加している!

40代の積極採用が増えている イメージ

しかし、本当に、45歳で転職は厳しいんでしょうか?

結論から言うと、45歳の転職は20代30代より難しいのが現実です。

厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」によれば、45〜49歳で転職した人の転職入職率は男性で5.3%、女性で8.9%とかなり低い数字です。

(参考:「令和5年雇用動向調査結果の概況」)

読んでいて、正直、気分が沈んでしまったかもしれません。

でも、ご安心ください!

45歳の転職市場に「明るい兆し」が見えているのも事実です。

マイナビの「転職動向調査2025年版(2024年実績)」によれば、40代の転職率は2020年から増加し続けており、2024年は過去最高の6.1%を記録しています。

40代の転職推移 イメージ

 注目すべき点は、2021年以降の20代の転職者の比率が減少傾向にある一方で、30〜50代のミドル世代の比率は高まっていること!

特に2024年は40代の比率が、微増しています。

つまり、転職市場において40代の転職は決して珍しいことではなく、増加傾向と言えます。

 参考:「マイナビキャリアリサーチLab「年代別の転職率と転職理由」

転職市場では、年齢よりもスキルや経験が重視される流れも出ています。

マイナビの「中途採用状況調査2025年版(2024年実績)」によれば、40代の採用に積極的な企業は80.7%です。

この数字は、全体的には前年より1.7%減少しているものの、依然として高い数値。

この80.7%の中で「40代の未経験者採用に積極的な企業」は、2023年の35.4%から2024年には38.7%と3.3ポイント増加しているんですよ!

「40代の未経験者採用に積極的な企業」イメージ

また、同調査では、43.7%の企業が「当初求めていたレベルや条件でなくとも、人柄が良かったなどの理由で採用した」との回答も!

年齢だけで判断しない採用が、広がっていることをうかがわせる回答です。

この結果は、経験だけでなく「人柄」や「熱意」といったポテンシャルを重視し、積極的に採用したいと考えている企業があるということの証なんです。

参考:[マイナビ「中途採用状況調査2025年版

とはいえ、45歳で転職を成功させて、長く働くには戦略が必要かもしれません。

それは高い市場価値のスキルを持っているか」「適切な業界・企業を選んでいるか」の2点に集約されます。

45歳は闇雲に転職活動をしても、私のような失敗(1年で辞めるなど)を繰り返す確率を高めるだけです。

だからこそ、自分の市場価値を正しく理解することが、失敗を避け、望む結果を勝ち取るための最重要ポイントになってくると思うんですよ。

45歳の転職後の給料って、正直どうなの?20代と変わらないアップ実績も!

45歳の転職後の給料事情 イメージ

「45歳が転職したとして、その時の給料はいくらくらいになるんだろう?」

これは、一番気になるところですよね?

厚生労働省の「令和6年雇用動向調査結果の概況」によれば、45〜49歳の転職者の賃金変化は以下の通りとなっています。

45歳~49歳の賃金の変化割合
増加した46.4%
変わらない26.9%
減少した23.8%

出典:令和6年雇用動向調査結果の概況

この結果を見ると、転職した45歳の46.4%(約5割)は、給料が上がっています。

そして、「変わらない」が26.9%(約3割)、「減少したが」23.8%(約2割)と続きます。

この数字は、25歳〜29歳の46.3%とほぼ同じ数字となっており、45歳でも若い世代と変わらず給料アップのチャンスがあることを示していると言えるでしょう。

45歳の転職に失敗する人の3つの特徴 

45歳で転職失敗する人の特徴 イメージ

45歳の転職に成功する人と失敗する人の差はどんなところにあるのでしょうか。

その違いを知っておくことで、45歳でよりよい転職先を選べるのでは?

この章では、まず、45歳で転職に失敗する人の3つの特徴について解説します。

45歳で転職に失敗する人の特徴①過去の実績にしがみついている

「前の会社では課長だった」

「売上トップだった」

転職する際に、過去の実績はもちろん必要です。

でも、それを面接で延々と話していたら即アウトですよ!

企業が知りたいのは、その会社で何ができるかです。

だから、前の会社の自慢話なんて正直どうでもいいんです。

これはもう、「野球で甲子園一歩手前まで行った」とか、「昔は女性によくモテた」などと、過去の栄光にすがっている寒いおじさんと同じですね。

私も過去に面接で同じような発言をしたことがあります。

仕事で特に自慢できるよ実績がなかったので、公募のアイデアが選ばれた話をしていたんですが、面接官の顔がだんだん曇っていくのがわかりました…。

面接官からすれば、「その話、いらんわーーーー!」です。

今思うと私の面接の話は、かなり恥ずかしい話ですね。

「前職ではこういう経験をしました。御社では、この経験を活かしてこんな貢献ができると考えています」などと話すべきでした。

私の経験を反面教師にして、過去のどうでもいい栄光より、今のスキルと未来の可能性を語ってくださいね。

45歳で転職に失敗する人の特徴②転職理由がネガティブすぎる

「上司とウマが合わない」

「会社が評価してくれない」

「給料が安すぎる」

これらの不満は、全部本音だと思います。

でも、それをそのまま口に出したら、面接はゲームオーバーになってしまいますよ。

面接官は「うちに来ても同じ不満を口にするのではないか」と疑いを持ってしまうからです。

当たり前ながら、転職理由は前向きに言い換える必要があります。

例えば、もっとスキルを活かせる環境で働きたいとか、新しいチャレンジがしたいとかいった具合に。

面接では、本音を隠しつつ、ポジティブに伝える技術が必要になってくるんですよ。

企業が採用したいのは、目標に向かって進んでいる人です。

ネガティブなことばかり言っていると、問題から逃げまわっている人と判断されかねません。

45歳に企業が求めているのは「不満の解消」ではなく、「課題解決の実行力」だからです。

この違いを理解していないと、面接で落とされ続けてしまいますよ。

注意してくださいね。

45歳で転職に失敗する人の特徴③自分の市場価値を理解していない

「自分にはこれだけの経験がある」と思っていても、市場で求められていなかったら意味がありません。

逆に、自分では当たり前に思っているスキルが、貴重だったりして。

特に40代は、一つの会社で長く働き続けているせいか、自分のスキルを社外の目に置き換えて考える機会を失いがち。

この「自分の市場価値の勘違い」が、転職失敗の最大の原因です。

しかし、自分で自分の価値を客観視するのは非常に難しい…。

だからこそ、時には「専門家の力を借りる」ことが45歳の転職活動には非常に重要になってくるんですよ。

45歳の転職を成功させる人の3つの特徴 

45歳で転職に成功する人の特徴 イメージ

前章では、転職に失敗する人の特徴を3つ見てきました。

今度は、成功している人の特徴も見ていきましょう。

この章では、45歳で転職を成功させる人に共通する3つの特徴を紹介します。

45歳で転職に成功する人の特徴①在職中に転職活動している

45歳で転職を成功させたいなら、仕事を辞めてから転職活動をするのはやめてください。

その理由は簡単です。

収入がなくなる焦りから、ロクに判断もせずに転職先を選ぼうとしてしまうからです。

追い詰められていると、条件が悪い会社でも「まあいいか」となってしまうんです。

要は、転職を焦るばかりに、判断力が鈍るというわけ。

実はこれ、私が過去にやってしまった失敗です。

しかし、在職中なら、精神的にも落ち着いた状態でじっくり企業を選べます。

条件が合わなければ断れますしね。

精神的な余裕が、転職成功の鍵なんです。

これは絶対です。

とはいっても、実際、在職中に転職活動をするのは大変です。

仕事と並行するので、時間をうまく使わないといけませんしね。

でも、それでも在職中に活動すべきです。

生活の安定が、冷静な判断力を生みますから!

45歳で転職に成功する人の特徴特徴②自分の強みを具体的に説明できる

45歳で成功している人は、例外なく自分の強みを「数字」と「事例」で具体的に説明できます。

例えば、「コミュニケーション能力があります」ではなく、「前職では部門間の連携を改善し、プロジェクトの納期遅延を30%削減しました」という風に。

その話の中で、「うちの会社でも同じことができそうだな」と思わせたら勝ち!

企業は抽象的な話より、具体的な成果を聞きたいんですよ。

数字で示せない場合は、具体的なエピソードを話しましょう。

面接官はあなたのストーリーを通じて、「課題解決の思考プロセス」を見ているからです。

具体的には、「自分がいた会社にはどんな課題があって、どう行動して、どんな結果になったか」というエピソードをストーリー仕立てで説明していくとよいですね。

「自分の経験を、相手が理解できる形で伝える」

これができる人は強いです。

45歳で転職に成功する人の特徴③:柔軟性と学ぶ姿勢がある

「45歳だけど、まだまだ学べる!」

「新しいことにもどんどんチャレンジしたい!」

こんな姿勢を持っている人は強いです。

実際、私の知り合いで45歳から未経験の農業の世界に転職した人がいます。

面接で彼は、「年齢的に遅いのはわかっているんですけど、最新の技術を学ぶのが楽しくて」と話したそうです。

その学ぼうとする姿勢が面接官に高く評価されて、農業法人に採用されたんですよ。

企業が一番困るのは、凝り固まった考えを持ち続けている人。

年齢は変えられなくてもマインドは変えられるのに、そうしようとしない人はもったいないですよね。

40代に求められるのは、古いやり方を守ることではなく、新しい変化を柔軟に受け入れて組織に風を送ろうとする姿勢です。

突然、私の話ですいません。

私はライターという道を48歳で見つけるまでに、試行錯誤を繰り返しました。

正直、転職がうまくいかなかった時、「何が自分に合うのか」を探すのには、めちゃくちゃ遠回りをしたんですよ。

当時は、「誰かプロに相談できたら、この遠回りは回避できたのに…」と、何度も思いました。

でも、今の時代は、私のような遠回りをしなくても、あなたの「本当にやりたいこと」や「市場価値」を最短距離で見つけられる方法があります。

それが、次の章で紹介するキャリアコーチングという選択肢です。

さあ、あなたの未来のキャリアを切り開くために、次の章に進みましょう!

キャリアコーチングに相談するという「新たな選択肢」! 

キャリアコーチングに相談するという新たな選択肢 イメージ

「転職はしたいんだけど、自分には誇るべき実績がないんだよなー」

「実は、本当にやりたいことがわからない。」

正直、このような状態で転職エージェントに相談しても、うまくいかないことが多いですよ。

私のように、1年で辞めてしまう未来が待っているかもしれません。

そんな45歳のあなたには、まず「キャリアコーチングサービス」で自分を見つめ直すことをおすすめします。

この章では、キャリアコーチングという「第三の選択肢」について解説します。

①キャリアコーチングとは?

「キャリアコーチング」は、最近注目されているサービスです。

このサービスは、転職エージェントとは違います。

転職エージェントは単純に企業を紹介してくれるサービスですが、キャリアコーチングは自分の根本から見つめ直してしていくサービスです。

つまり、自分が本当に求めていることに気づかせてくれるサービスなんです!

どんな時に楽しかったか?」

どんな仕事にやりがいを感じたか?」

自分が本当に大切にしているものは何か?

キャリアコーチングは、これらのことをプロのコーチと一緒に考えながら人生を振り返っていきます。

特に45歳は、これまでの経験が長すぎるため、自分一人の頭の中だけで思考がグルグルと回り、客観性を欠いた答えを導きがちです。

プロのコーチが、その思考を整理して「あなたの本当にやりたいこと」を引きだしてくれるんですよ。

キャリアコーチングのサービス内容について、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。

ぜひチェックしてみてください。

②転職ありきではない真の希望に気づかされる! 

キャリアコーチングの最大のメリットは、転職ありきではなく、あなたが本当に「やりたいこと」「人生の目的」を見つけられる点です。

コーチングでは、焦って転職ありきの結論になっていないか、一度立ち止まって考えます。

「本当は自分が好きなことを仕事にして自由に働きたい」「バリバリ働かないで家族との時間を大切にしたい」

これらの心の声に耳を傾けて、自分なりの働き方を見つけていきます。

フリーランス、副業、起業、社内での役割変更など、選択肢は意外と多いもの。

キャリアコーチングを受けた人の中には、コーチとの対話を通して「会社員として働くことだけが選択肢ではない」と気づいて、自分のスキルを活かしたマイペースな働き方を選ぶ人もいます。

何がしたいかを明確にして、そのためにはどうやって実現するかを考える

それが、一番大事です。

私が体験したキャリアコーチングサービスの記事も、よかったら参考にしてみてください!

↓↓↓

③キャリアコーチングの中には転職サポートもある

誤解してほしくないのは、キャリアコーチングは「転職するな」と言うわけではないということです。

コーチングを受けた結果、「やっぱり転職したい」となる人もいます。

そんな人には、転職サポートまでしてくれるキャリアコーチングサービスがおすすめです。

転職エージェントとの違いは、転職ありきではなくて、あなたのやりたいことありきで考えながら転職活動もサポートしてくれることです。

ここで改めて、一連のサービスの違いを表にまとめました。

【サービスの違い】

サービス目的特徴
転職エージェント企業への転職企業の採用ニーズに合わせた求人紹介がメイン。
キャリアコーチングキャリア全体の見直し自己理解を深め、転職以外の選択肢も提案。
キャリアコーチング(転職サポート付き)キャリア見直し+転職自己理解を深めた上で、本当にあなたに合う企業を探し、転職活動もサポート。

45歳の転職、現実を知った上で賢く動こう

この記事では、45歳の転職の現実や転職に成功する人・失敗する人、キャリアコーチングで自分のやりたいことに気づいていく第三の選択肢について解説してきました。

まとめ
  • 45歳の転職は20代30代より厳しいが、不可能ではない
  • 約5割の人は転職後に給料が上がっている
  • 40代を積極採用する企業は増加傾向にある
  • 転職に失敗する人は、過去の実績へのこだわり・ネガティブ思考・市場価値の誤解が原因
  • 転職に成功する人は、在職中に活動。強みを具体化・柔軟性と学ぶ姿勢を持つ
  • キャリアコーチングで「やりたいこと」を見つけてから転職を考えるのもあり

求人数が少ない、即戦力が求められる、扱いづらいと思われる。

これらは全て事実です。

でも、だからといって転職が不可能なわけではありません。

実際、45歳で給料が上がった人も約5割いるんですから。

とはいえ、そもそも大事なことは、「自分の本当にやりたいことに気づくこと」です。

そのためにも、まずはキャリアコーチングで自分を見つめ直し、本当にやりたいことを見つけるのも手ですよ。

45歳は人生の折り返し地点。こ

れまでの経験を活かして、これからをどう生きるか考える絶好のタイミングです。

焦らず、でも確実に、次の一歩を踏み出していきましょう。

あなたのキャリアが、より良いものになることを心から願っています。


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この記事を書いた人

はじめまして。webライター7年目のシモといいます。

5度の転職を経験。40代後半で3度の転職をしたあと、サラリーマンを卒業。

アルバイトとして2年間webライターの経験を積んだあとフリーランスのライターとなり、今年で4年目の50代です。

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