40代でリストラされたら?焦らずに次の道を見つけるためにやるべきこととは?

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「40代でリストラされてしまった。この先、どうしたらいいんだろう?」

「とりあえずアルバイトでもなんでもいいから始めようか」

シモ

その気持ち、わかります。

急に無職になったら、とにかく何かしていないと不安ですよね。

でも、ちょっと待ってください!

とりあえず何でもいいからと、焦って次の道を決めてしまうのは危険です。

いったん立ち止まって、冷静に次のステップを見つめ直す時間も必要かもしれませんよ。

というわけで今回は、40代がリストラされる現状やリストラされる理由、リストラされたあとにやるべきこと、自分を見つめ直すのに役立つキャリアコーチングについて解説します。

この記事でわかること
  • 40代のリストラ事情
  • 40代でリストラされやすい人の傾向
  • リストラされたあとにやること
  • キャリアコーチングについて
目次

40代のリストラの現状について

40代 リストラ 現状 イメージ

40代のリストラは決して珍しい出来事ではありません。

では、実際はどうなのか?

この章では、どれほど多くの人が40代でリストラの対象になっているのかについて、データから見てみます。

40代後半からリストラに合う確率が高まる

株式会社パッションのリストラに関する実態調査によると、リストラの対象になりやすい人は40代前半が10.2%、40代後半が16.2%と全体の26.4%が40代という結果です。

続いて、50代前半は22.7%、50代後半は18.4%とさらに増えて、全体の41.1%となっています。

全体の約70%が、実に40代・50代以上を占めている計算です。

企業に貢献してきたはずの40代・50代でも、簡単に企業の人員削減の対象になっているんですね。

リストラに遭う年齢 イメージ

また、東京商工リサーチの調査によれば、2024年は上場企業57社が早期・希望退職者募集を実施。

募集人員は1万9000人以上で、2021年の1万5892人以来3年ぶりに1万人を超えています。

今後は、経営環境が不透明さを増す中、将来を見据えた構造改革で早期の退職や希望退職が加速すると予想されます。

40代のリストラは、社会構造の中で起きている現象となっているというわけです。

しかし、世知辛い世の中ですね。

参考:PRTIMES

参考:東京商工リサーチ「2024年の『早期・希望退職』 3年ぶり1万人超」

どうして、40代がリストラされる?

40代がリストラされる理由 イメージ

ところで、なぜ企業は40代を対象にリストラを進めるのでしょうか。

その背景には、人件費削減とビジネス効率化という経営上の戦略があります。

40代がリストラされる理由①人件費削減のため

企業が40代をリストラ対象に選ぶ理由の1つは、人件費削減です。

その理由を、年代別の平均年収で見てみましょう。

dodaの平均年収ランキング(年齢別・年代別の年収情報)【最新版】によれば、年代別の平均年収は、20代が360万円、30代が451万円、40代が519万円です。

20代と40代の年収差は、159万円。

月に換算すると、月額13万円以上の給与差があるという計算です。

参考:dodadodaの平均年収ランキング(年齢別・年代別の年収情報)【最新版】 

企業が経営効率を上げるなら、安い給与の若手を採用する方が企業にとっては助かるというわけです。

とはいえ、経営効率が上がるからって、そんなに単純に会社に貢献してきた40代の社員を切るなんて、ありえないですよー。

ドライすぎます。

②デジタル化とAI導入による業務の効率化 

企業はデジタル化やAIの導入により、ビジネスの効率化を急速に進めています。

例えば、一般事務職では、文書作成・データ入力などの定型業務がAIで自動化されるようになりました。

会計・経理職では、経費精算や帳簿管理がAIで簡単に処理できるようになり、人員削減の対象となっています。

 中間管理職の業務も、AIの影響を受けています。

部下への指示や進捗管理、レポート作成や報告のとりまとめなどの業務がAIに置き換わることで、中間管理職の人数自体が削減される可能性も指摘されています。

世界的に見ても、その傾向は明らかです。

世界経済フォーラム(WEF)によれば、世界の大手企業の41%が、2030年までにAIの導入による業務自動化を行って、従業員の削減を考えているとされています。

つまり、AIで対応できる業務については、コスト面から人員の配置を見直す方向に進んでいるというわけです。

参考:CNN「世界企業の41%、2030年までに人員削減の意向 AIによる業務自動化で」 

40代でリストラされやすい人の3つの特徴 

40代でリストラされやすい3つの特徴 イメージ

40代でリストラ対象になる人には、共通する特徴があります。

この章では、40代でリストラされる人の3つの特徴について解説します。

該当しているかどうか、これらの点をチェックしてみてくださいね。

①会社特有のスキルしか持っていない人

その会社特有のスキルしか持っていない人は、その会社では一定の価値がありますが、リストラの対象になりやすい傾向です。

理由は2つあります。

1つ目は、その業務自体がなくなった場合。

会社特有のシステムや業務フローが廃止されたり、デジタル化で不要になったりした時、そのスキルを持つ人も不要になってしまいます。

2つ目は、配置転換ができないという問題です。

他の部署に異動させようとしても、通用するスキルがないため使い道がないと判断されてしまうのです。

必ずしもというわけではありませんが、このような人は、リストラ対象になりやすいでしょう。

逆に、業界横断的なスキル(営業力、企画力、データ分析、プロジェクト管理など)を持つ人は、他の部署でも、他の業界でも活躍できます。

そのため、企業にとって手放しにくい人材と言えるでしょう。

②協調性がない人 

協調性がなく周りの人と衝突しやすい人は、リストラの対象になりやすい傾向です。

 「チームで働けない」「上司や同僚と意見が合わない」「指示を聞かない」「会社の方針に反発する」といった行動は、職場の雰囲気を悪くします。

企業側からすると、このような人は「スキルがあっても面倒な人」と判断されやすいものです。 

会社がリストラを判断する基準には、スキルや成果だけでなく、周りとうまくやれるかも見られています。

そのため、周りと良い関係を築いている人は、評価されやすくなります。

普段から、業務上での連絡だけでなく、積極的なコミュニケーションをとっておく必要がありそうですね。

③若手を育てていない人

管理職の肩書きがあっても、40代で若手を育てていない人は、リストラの対象になりやすい傾向にあります。

部下に仕事を任せずに自分でなんでもやってしまうことで、チームワークを乱すと判断されるからです。

そのような人は、組織の再編が起きた場合に、別の部署で多くの部下を育てている役職者に取って代わられ、リストラの対象となる可能性が高いでしょう。

逆に、若手を育てたり、チーム全体の成果を高めている人は、企業にとって貴重な存在です。

これからでも遅くないので、若手に仕事を任せたり、アドバイスしたりして自分を変える姿勢が求められますね。

40代がリストラされたあとにやるべき3つのこと 

40代でリストラされたらやるべきこと イメージ

40代でリストラされたとしても、あきらめないでください!

リストラされてからの行動が、その後の人生を大きく変えます。

この章では、40代でリストラされたあとにやるべき3つのことについて、解説します。

やるべきこと①失業給付金の申請をする

40代でリストラされたら、まずは自分の住む地域のハローワークで失業保険の給付申請を行いましょう。

生活を安定させながら、焦らず次の仕事を探すためです。

申請が遅れると失業保険の受給が遅れてしまうので、早めに申請しましょう。

なお、離職してから1年以内に申請をしないと、受給資格すらなくなってしまいます。

1日も早く申請してくださいね。

今回のテーマ 40代でリストラされてしまうケースは、会社都合での退職ですので、失業保険の給付は失業認定後7日間の待期期間を経るとすぐに給付が開始されます。(※待機期間中は、アルバイトをしたり、友人の手伝いをしたりなどの労働は禁止です。)

失業保険申請の流れは、以下の通りです。

STEP
会社から雇用保険被保険者離職票が届く
STEP
ハローワークで求職の申し込みをする
STEP
雇用保険被保険者離職票を提出する(その他、マイナンバーカード、通知カード、住民票のいずれかと、写真2枚、本人名義の預金通帳かキャッシュカードを持参)

これらを提出して受給要件を満たすことが確認できたら、受給資格が決定します。

その後、7日間の待機期間を経て、以下のように進んでいきます。

STEP
指定された日時に開催される「雇用保険受給者初回説明会」に参加する
STEP
失業認定日の決定(雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を渡される)
STEP
初回認定日1回目の基本手当の振り込み
STEP
4週間ごとの失業認定日
STEP
基本手当振込(2回目)
STEP
4週間ごとの失業認定日
STEP
基本手当振込(3回目)
STEP
支給終了か、再就職するまで失業認定

勤続年数で変わりますが、40代での会社都合退職の場合、90日〜最大330日で給付日数が設定されています。 

失業保険の計算方法は、以下の通りです。

(賃金日額)退職前6か月の賃金合計÷180(基本手当日額)賃金日額×給付率(50〜80%)給付総額=基本手当当日額×給付日数(90~330日)

参考:ハローワーク 基本手当の所定給付日数

※正確に支給される金額は、最寄りのハローワークにて確認してください!

やるべきこと②次の一歩を進めるための行動に移す

失業給付金をもらえることが決まったら、ただ黙って過ごしてはいけません。

焦らず冷静に、次のステップへの行動を起こしましょう。

それが、40代でリストラされた後の成功の秘訣です。

次のステップへの具体的な流れは例えば、以下の通りです。

① 3カ月は、正社員求人を徹底的に探す
② 同時に派遣やアルバイトの情報も集める
③ 仮の安定収入(アルバイトや副業)を作りながら、自分のやりたかった職をみつける

アルバイトや副業は、自分がやりたかったことに気づく可能性もあるので、やりたかった仕事があるならやってみて損はありませんよ。

ただし、失業給付金をもらっている間のアルバイトや副業の労働時間は4時間未満と決まっているのでご注意を。

4週間ごとの失業認定日には、必ず申告することもお忘れなく!

もし、不正がわかったら、失業保険の支給停止や返還、納付が命じられますからね。

もし、不安な方は、ハローワークの担当者に相談してみてもよいかもしれませんよ!

やるべきこと③自分の方向性を考え直す

「失業保険をもらいつつ、アルバイトや副業などで自分がやりたかったことを見つけようとしているけど、なんだか目標が定まらない」

そんな時、ただ焦って自分に合いそうな仕事があったからと、次の転職先をきめてしまうのは、よくありません。

無職は不安だし、とにかく何か始めたいという気持ちはわかります。

でも、焦って選んだ仕事が、その後のあなたの5年後、10年後を大きく左右してしまうとしたら怖くないですか?

悪い結果を招かないように、一回立ち止まって、あなたのこれからの方向性を決める時間も作ってくださいね。

例えば、

自分が今まで好きだったことをノートに100個書いてみる

過去に『楽しかった』『やりがいがあった』と感じた仕事の場面を思い出してみる

信頼できる友人や家族に自分の強みは何かを聞いてみる

といった方法で、やりたいことに気づくのは、どうでしょう?

もし、その方法で見つからないなら、もう一つの方法があります!

「キャリアコーチングに相談してみる」です。

次の章では、キャリアコーチングについて取り上げます。

キャリアコーチングで自分を見つめ直す

キャリアコーチングに相談 イメージ

「転職エージェントに登録してみたものの、担当者から何の連絡もない」

「転職先を探してるけど、なんだかやりたいことと違う気がする…」

こんな方には、キャリアコーチングという選択肢があります。

焦って仕事を選ぶ前に、自分の本当の価値と可能性を整理するにはもってこいのサービスです。

この章では、キャリアコーチングについて3つの特徴を解説します。

①キャリアコーチングってなに?

キャリアコーチングは、プロのコーチと一緒に自分の強みや価値観、やりたい仕事などを整理していくサービスです。

コーチとあなたとの1対1で、時間をかけて次のキャリアを設計していきます。

転職エージェントは「仕事紹介」がメインで、あなたの過去の経験に合せた求人を紹介するサービスです。

対するキャリアコーチングは、「あなたの本当のやりたいこと」を引き出していくサービス

転職ありきではなく、あなたの特性から進むべき方向性を考えていくサービスなんです。

②キャリアコーチングを通して、自分の進むべき道のヒントが得られる

多くの40代がリストラ後に感じるのは、「自分の市場価値が分からない」という不安です。

しかし、それは情報が足りないだけなんです

コーチと一緒に、今のあなたの市場価値(経験、スキル、人脈、価値観など)を言語化すると、転職市場での可能性が見えてきますよ。

実際、キャリアコーチングを受けた40代は、こんなことに気づきます。

「あ、自分の強みって、こんなところにあったんだ」

「実は、派遣ではなく、別の選択肢もあるんだ」

「会社員以外にも働き方があるんだ」

こういう気づきが、キャリアコーチングによって得られるんですよ。

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③キャリアコーチングの実際の流れ

各会社で異なりますが、キャリアコーチングサービスの一般的な流れは、以下の通りです。

STEP
キャリアコーチングの初回無料相談(1時間ほど)
STEP
あなたの経歴、スキル、価値観をコーチがヒアリング
STEP
市場ニーズとのマッチングを分析
STEP
次の3~6カ月の行動計画を立てる
STEP
転職活動に入る、またはフリーランスや新しい事業を始めるなど、あなたにとって最適な選択肢を選ぶ

これらのステップを経て、「とりあえず何か始めよう」から「目的を持った次のステップ」への選択肢が固まっていきます。

実は、40代でリストラされた人の中には、その経験をきっかけに、新しい分野で活躍し始める人も少なくありません。

フリーランス、起業、まったく違う業界への転職。

キャリアコーチングを通して、人生のターニングポイントが明確になっていくんですよ。

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40代でリストラされたのはチャンスかも?自分の進むべき道を考えよう!

今回は、40代でリストラされる現状やリストラされる理由、リストラされたあとにやるべきこと、自分を見つめ直すために役に立つキャリアコーチングについて解説してきました。

まとめ
  • 40代のリストラは人員削減とビジネス効率化のため
  • 40代でリストラされやすい人の特徴は、会社特有のスキルしか持っていない、協調性がない、若手を育てていない人
  • リストラされたら失業給付金を得られる機会を利用して、次のキャリアを見つめなおす機会を設ける
  • キャリアコーチングで転職以外の選択肢(起業、フリーランス、派遣など)も見えてくる

40代でリストラされるのは、誰にでも起こりうるできごとです。

しかし、それはあなたの人生の評価などではなく、その時々の経営判断に過ぎません。

リストラされるのは辛いことですが、切り替えて前を向いていきましょう!

次の仕事を見つける前に、今一度、自分に問いかけてください。

「この先、何がしたいのか」

「本当に自分の市場価値は、これだけなのか」

「転職以外の選択肢は、ないのか」

その答えを見つけるために、キャリアコーチングのような専門家の力を借りるのも、一つの方法です。

焦らず、着実に次のステップを踏みましょう。

その先には、必ず、新しい可能性が待っていますよ!

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この記事を書いた人

はじめまして。webライター7年目のシモといいます。

5度の転職を経験。40代後半で3度の転職をしたあと、サラリーマンを卒業。

アルバイトとして2年間webライターの経験を積んだあとフリーランスのライターとなり、今年で4年目の50代です。

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