今の仕事が限界で、webライターに光を求めたのに、継続案件がもらえない。これじゃあ、今の働き方に甘んじるしかなくなるじゃないか…。
フリーランスになったのに、全然稼げない。まずい!継続案件を獲得して収入を安定させなきゃ廃業だ。
webライターとして副業やフリーランスとして働きはじめた、あなた。
今、このような悩みを抱えていませんか?
わかります!私も継続案件が取れずに苦労した経験が何度もありますから。どうしても収入に関わってくるから、ほんと辛いですよね。
webライターが継続案件を勝ち取るなら、ほんのささいなことを注意するだけで変わりますよ。
レギュレーションに従って記事を書く、納期を守るなど、基本的なことです。
私は、基本的なことを守りながらクライアントと良好な関係を築いた結果、継続案件を獲得し、月に20万円を超える収入を得た経験があります。
今回は、副業および、フリーランスでwebライターをはじめたばかりのあなたに、webライター6年目の私が、継続案件を勝ち取る方法についてお伝えします。
- webライターが継続案件を獲得するために必要な姿勢
- 継続案件を取れないときにやっておくとよいこと
webライターが継続案件を獲得するには?実践したい6つの姿勢
「しっかりやっているのに、継続案件が取れない」
「私はライターとして劣っているんだろうか?」
このような悩みを解消するために、webライターが継続案件を獲得するのに大切な6つの姿勢を紹介します。
継続案件を獲得する姿勢①レギュレーションをしっかりと守る
webライターが継続案件を獲得するために必要な姿勢は、レギュレーション(記事を執筆するルール)を守ることです。
レギュレーションを無視した記事は、クライアントにとって修正の手間を増やすため、あなたへの不信感を生んでしまいます。
例えば、文末は「です・ます」調で統一と指定されているのにもかかわらず、途中で「である調」が出てきたり、データの参照サイトの記載が漏れていたりするようなケースです。
レギュレーションを守ることは、クライアントとの良好な関係を築き、継続案件を獲得するための重要な鍵となります。
細部まで気を配り、クライアントの期待に応える記事を執筆し続けましょう。
継続案件を獲得する姿勢②納品前に校正を徹底する
記事が完成したら、校正作業の徹底は不可欠です。
執筆している際には、多少の文章の乱れや誤字・脱字に気づきにくいものですが、時間が経ってから客観的に見直すと、文章の流れがおかしかったり、変換ミスに気づくことがよくあるからです。
このようなことが続くと、クライアントからの評価も下がりますし、案件の継続にも影を落としてしまいます。
校正をするなら、例えば以下のような方法で行うのがおすすめです。
●声に出して読む (黙読では気づきにくい文章のリズムの悪さや、言葉の重複に気づける)
●校正ツールの使用(文法的な誤りや表記の統一性のチェックできる)
●コピペチェッカー(ほかのコンテンツと似た文章、意図しない重複表現に気づく)
自分なりの方法で校正を徹底して、クライアントからの信頼を勝ち取りましょう。
継続案件を獲得する姿勢③納期を守る
webライターとして継続的な仕事を得るためには、納期を守ることがもっとも重要です。
納期遅れはクライアントのスケジュールに悪影響を与え、信頼を失う結果となるからです。
複数のwebライターに同じような案件を依頼しているクライアントの場合、納期を守るライターとそうでないライターと比較すれば、どちらが信頼を得られるかは一目瞭然でしょう。
そのため、できるだけ早めの納品を心がける姿勢が必要になります。
ただし、スピードを重視しすぎて、記事の質が悪くなってはいけません。しっかり校正して、質の高い記事を納品してくださいね。
継続案件を獲得する姿勢④記事にオリジナルな要素を入れる
執筆する際に、競合サイトの情報を余すことなく入れただけでは、読者の心に響くオリジナリティのある記事は生まれません。
競合サイトの焼き直しにしかすぎず、新しい発見や価値がないからです。
例えば、旅行に関する記事を書く際に、上位サイトで観光スポットの情報やアクセスなどが紹介されているからと、そのまま同じように書いていては、目新しさはありません。
自分が実際に現地に行った体験談や感想を入れることで、はじめて、そのサイトにしかない一次情報が生まれます。
このような姿勢で記事を書くことで、ほかのライターと明確な差別化を図ることができ、継続案件につながる可能性も高まるでしょう。
継続案件を獲得する姿勢⑤修正には素直に応じる
webライターとして長期的に活躍し、安定収入を得るには、クライアントからの修正依頼に素直に応じる姿勢が不可欠です。
記事の修正は、クライアントが求めるレベルや視点を客観的に学べる貴重な機会になるからです。
改善点を理解することで、より質の高い記事を書けるようになるでしょう。
そのため、納品した記事に多くの修正依頼があったとしても、イライラしてはいけません。
ちなみに私は、フリーランスになりたての頃、「修正は100個はあるもの」と心の中で唱えて、落ち込まないようにしていました。
その結果、修正依頼の数が大幅に減ったんです。
結果、クライアントの評価も高まり、案件の継続につながりました。
継続案件を獲得する姿勢⑥クライアントとの良好なコミュニケーションを心がける
webライターが継続案件を獲得するには、クライアントとの良好なコミュニケーションが必須です。
コミュニケーション不足によりクライアントとライターの間で”認識違い”が生まれ、納品物の品質に影響を与えかねないからです。
例えば、クライアントが求める読者層が、「40代から50代の落ち着いた女性」なのに、ライターが若者向けのくだけた表現を多用した場合、クライアントが想定した内容とはかけ離れたものになってしましまいますよね。
このような事態を避けるためにも、クライアントとコミュニケーションを取って認識を統一する必要があります。
そのほかにも、下記のような心がけが大切です。
良好なコミュニケーションといえば、ある案件の修正対応で他のライターさんが、クライアントに失礼な態度を取ったことがきっかけで、トラブルになっているのを見たことがあります。
共通のチャットでその様子を見ていた私は、気分が悪くなったと同時に、「こんな対応をしてはいけないな」と、反面教師にした記憶があります。
話はそれましたが、お互い和やかな対応で、ストレスなく仕事を進めたいしたいものですよね。
webライターが継続案件があることによりもたらす3つのメリット
webライターとして継続案件を持っていると、どのようなメリットがあるでしょうう?
この章では、継続案件があることによるメリットについて3つ紹介します。
メリット①収入が安定する
当たり前のことかもしれませんが、継続案件があると安定した収入を見込めます。
安定した収入があることで、常に新しい案件を探す時間や労力を割く必要がなくなり、目の前の仕事に集中できるというわけです。
また、資金面に余裕も生まれるため、下記のようなこともできるようになります。
(副業webライターの場合)
月5万円の継続案件を獲得することで、月に1回贅沢な外食ができたり、子どもがほしがっているゲームの購入費に充てたりできる。
(本業ライターの場合)
月20万円の継続案件を獲得できれば、webライティングのスキルアップにつながるオンライン講座を受講したり、業務効率化のため有料ツールの購入費に充てたりできる。
ただし、webライターとして副業なりフリーランスで働くなら、契約は業務委託契約になるので正社員のように長期的な安定収入が見込めるわけではありません。
突然、継続案件が途切れる可能性も視野に入れて、常にアンテナを張って新しい案件に挑戦する姿勢を持ち続けましょう。
そうすれば、収入が途切れる前に対処できますよ。
メリット②落ち着いて仕事ができる
継続案件があれば、精神的に落ち着いて仕事ができます。
安定した収入がない状態だと、常に将来に不安を感じるため、仕事のパフォーマンスの低下を招くからです。
例えば、マンションの毎月の家賃や光熱費、子どもの習いごとなどの固定費を抱えている時にわきおこる、「今月は支払いが滞ってしまうかもしれない」という不安です。
このような状況では、目の前の仕事にどこか集中できずに、ストレスばかりが溜まっていきます。
しかし、継続案件を持っていれば、このような金銭面の不安から解放され、落ち着いて仕事ができるようになります。
メリット③派生して別の案件をもらえるチャンスも生まれる
継続案件から、新たな仕事の受注を生む可能性もあります。
クライアントは信頼をもてるライターに仕事を依頼したいと常に考えているため、新たな業務が発生したら、真っ先に継続しているライターに声をかけようと思うからです。
私は、文字単価1円の案件を半年ほど続けていた時に、新たに時給制の校正・校閲の依頼をされたことがあります。
その結果、収入が20万円ほどに上がりました。
新たな仕事を受注した時に実行したのは、下記のことです。
このような姿勢を繰り返したことにより、新たな案件をもらえるようになりました。
あくまで一つの例ですが、参考にしていただければ幸いです。
継続案件がないことによる3つのデメリット
webライターとして継続案件がないと、どのようなデメリットが生じるのでしょう?
この章では、継続案件がないことによるデメリットについて紹介します。
デメリット①稼げなくて辞めてしまう
継続案件が取れないままでいると、webライターを辞めてしまう危機が高まります。
安定して稼げなければ、生活していけないからです。
副業でwebライターならば、まだ、本業という保険があるものの、webライター一本で生活しているとなると、死活問題です。
ここで、ユニークキャリア株式会社が2023年にフリーランス経験のある718人を対象におこなった「フリーランスの働き方に関する調査」を紹介します。
本調査では、フリーランス経験のある2人に1人が、挫折経験ありと答えています。
(画像引用:PR TIMES)
挫折してしまった理由の1位は「収入が安定しない」、2位に「継続的に受注するのが難しい」、3位に「将来性への不安」と続きます。
上位3位の結果から、「継続案件を受注できないから収入が安定せず、将来が不安になって辞めてしまう」という心理状態が読み取れます。
この結果は、webライターにもあてはまりますね。
デメリット②精神的に落ち着かない
単発案件のみで受注し続けていると、精神的に落ち着きません。
常に「仕事を探さなければ」というプレッシャーで、どこかで身が入らないからです。
1つの案件に取り組んでいても、「この案件が終わったら次がない。生活費どうしよう…。」といった、綱渡りのような精神状態です。
その結果、モチベーションが下がり、記事の質も低下しかねません。
継続案件があれば、そのような精神状態に陥らず、じっくりと仕事に取り組めますし、スキルアップのための勉強時間を費やせるようになりますよね。
デメリット③スキルアップの機会が失われる
単発案件をくり返すことで、特定のジャンルの知識や経験を積むのが難しくなる恐れがあります。
継続案件は、クライアントから長期的な視点でフィードバックを受けられるため、自身のスキルを伸ばしていくことができます。
一方の単発案件は、さまざまな分野のテーマに触れられるものの表面的な知識にとどまりやすく、専門性を高めるのが難しくなってしまうのです。
例えば、今日は生活系の記事を書き、明日はIT系の記事を書くといった状態を繰り返している状態では、深い知識が定着していきません。
このように、単発案件に偏った働き方は、専門性の確立を遠ざけ、webライターの長期的なキャリアを不利にしてしまう可能性があります。
継続案件が取れなくなった時にやるべき5つのこと
継続案件を取れないからといって、悩んでいるだけでは時間の無駄です。
これをいい機会と前向きにとらえて、できる限りのことをしてみましょう。
この章では、「継続案件が取れない時にやるべき5つのこと」について取り上げます。
継続案件が取れなくなった時にやるべきこと①スキルアップする
継続案件を獲得できない原因の一つに、あなた自身のスキルとクライアントのニーズの間にギャップが生まれているのかもしれません。
最近のwebライティング市場は高度化しており、SEOや専門分野の知識、データ分析能力など、幅広いスキルを持つライターが求められています。
そのため、単に文章を書くライターでは、継続案件を得ることが難しくなりつつあるのです。
Search Engine Optimizationの略。
webサイトの記事内容をGoogleやYahoo!などの検索エンジンに見つけられやすいよう整え、検索順位を上げる対策を取ること
例えば、SEOの知識がない場合、検索上位を意識して記事を書くことができずにクライアントの要望に応えられませんし、ワードプレスの入稿スキルがなければクライアントの入稿作業の負担が増えてしまいます。
スキル不足が原因で案件を切られてしまうなんて、悔しい限りですよね。
それならば、新たなスキルを習得してクライアントにとって必要なライターになりましょう。
具体的には、下記のようなスキルです。
●読みやすい文章を書くスキル
●リサーチ力のスキル
●SEOライティングスキル
●文章校正スキル
●Wordpressの入稿スキル
●画像・図解作成スキル
●写真の撮影スキル
●画像編集スキル
●取材・インタビュースキル
このようなスキルを1つでも身につけて、継続案件をお願いされるライターを目指しましょう。
継続案件が取れなくなった時にやるべきこと②ポートフォリオを強化する
継続案件がなかなか取れないならポートフォリオを精査して、継続案件の可能性の高いクライアントに応募したいところです。
しかし、webライター歴が短いと、「ポートフォリオに載せるような実績はない」と、困ることがあるかもしれません。
そんな時は自分でブログで記事を書いて、ポートフォリオ化してしまうのが有効です。
ブログを運営していれば、採用担当者にどのような文章を書くライターかを具体的に示すことができるため、効果的なアピールとなります。
ブログでは以下のような記事を作成すれば、ポートフォリオの価値を高められるでしょう。
実績が少ない時期だからこそ、ブログを活用してポートフォリオを充実させれば、継続案件獲得の道が開けるはずですよ。
継続案件が取れなくなった時にやるべきこと③継続案件を狙える顧客を開拓する
継続案件を受注したいwebライターにとって、クライアント選びは重要な要素です。
経営状態が不安定なクライアントだと、予算の都合で急に案件が打ち切られたり、報酬の支払いが遅れたりするリスクをともなうからです。
継続案件を狙うなら、複数のメディアで制作・運営を行っているweb制作会社がおすすめ。
web制作会社は、複数のクライアントからwebサイト制作やコンテンツ作成の依頼を受けているため、継続的な案件を獲得しやすい傾向にあります。
web制作会社を探すには、GoogleやYahoo!で「web制作会社 ライター募集」「コンテンツライター募集」などのキーワードで検索する方法があります。
また、SNSで「ライター募集」で検索すると、募集している場合もあります。
もし、案件募集をしていなくても、お問い合わせページから問い合わせてみる積極性も大切です。
問い合わせの際には、ポートフォリオとともに、自身のスキルや得意分野などを間接に伝えて、アピールすると興味を持ってもらいやすくなりますよ。
継続案件が取れなくなった時にやるべきこと④自己分析と目標設定をする
継続案件が取れないからと、焦りばかりが募っていませんか?
いったん落ち着いて自己分析の時間を作ることも大切です。
webライターとして、自分の強みや弱みを客観的に分析して改善点を見つけましょう。
例えば、「文章を書くのは好きだが、論理的な文章を書くのが苦手」「生活系の記事を書くのは得意だが、法律系の記事を書くのは不得意」など、具体的な課題を見つけていきます。
次に、短期的な目標と長期的な目標設定をすることも、大切なことです。
例えば、下記のような目標設定です。
●短期目標(1か月後)
SEOに関する書籍を毎週1章ずつ読み、ノートにまとめる
●中期目標(3か月後)
Wordpressでブログを開設し、定期的に記事を投稿する
●長期目標(1年後)
継続案件で専門性の高い記事を執筆し月収を10万円にする
これらの取り組みを通して、自分のライターとして進むべき道を明確にして挑むと、不安や迷いがなく、前に進めます。定期的に振り返りを行い、計画の修正や新たな目標設定を行えるとよいですね。
もし、自分で分析するのが苦手なら、キャリアコーチングサービスを利用するという手もあります。私も無料体験をしてみましたが、ヒントになるアドバイスをもらえましたよ。
継続案件が取れなくなった時にやるべきこと⑤ライター業以外の副業を確保する
継続案件が難しい時期には、webライター以外の副業で収入を確保しながらライター業を続けることを検討しましょう。
経済的な余裕が生まれることで、単価の低い案件を無理に受ける必要がなくなり、本当に自分が書きたいジャンルやスキルアップにつながる案件を選べるようになるからです。
副業の選択肢としては、以下のようなものが考えられます。
●オンラインで解決するデータ入力やオンラインアシスタントなど、時間や場所にとらわれない仕事
●事務や軽作業など、短時間で効率的に収入を得られる仕事
副業を選ぶ際には自分のライフスタイルやスキルに合わせて、無理なく続けられる仕事を選ぶことが重要です。
例えば、週に2~3日、1日に数時間程度アルバイトをして、残りの時間をライティングや新規案件の応募、勉強に充てるようにすれば、経済的な安定とライター業を両立できます。
一時的な副業は、決してライターとしてのキャリアを中断するものではなく、むしろ長期的な成功のステップと言えるでしょう。
あきらめてしまうのはまだ早い!クライアントの信頼を得る姿勢と行動でライター業を続けよう
今回は、副業やフリーランスとしてwebライターになってみたものの、継続案件を取れずに挫折しそうな初心者ライターのあなたに、継続案件を勝ち取るコツを紹介してきました。
- 案件を継続するためには、「レギュレーションをしっかり守る」「納品前に校正を徹底する」「納期を守る」「記事にオリジナルな要素を入れる」「修正に素直に応じる」
- 継続案件があると、収入が落ち着くいて、精神的にも安定する、
- 継続案件が取れないなら、「スキルアップ」「ブログでポートフォリオを作り出す」「別の副業で収入を確保する」
これらの努力を重ねながら挫折から回復して、末永く活躍できるwebライターを目指しましょう。
案件が獲得できない時は、精神的に落ち込むものですが、そこで負けてはいけません。自分がせっかく見つけた生きる道を簡単にあきらめて、終わってしまうなんてもったいないですよ。
私も、何度も辞めようと思う瞬間がありましたが、その都度しぶとく続けてきました。
あなたも、もう一度立ち上がって、webライターの道を続けていきませんか?
一緒に、頑張りましょう!
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