映画『ロッキー』が教えてくれる!あきらめかけた人生からの逆転劇

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目覚めの朝や休日の昼下がり、仕事帰りの電車の中などで、ついついこんなセリフが頭を頭をよぎることはありませんか?

「このまま私の人生は終わってしまうのかな?」

あなたは今、若い頃に描いていた「なりたい自分」とは、遠い場所にいることに歯がゆい気持ちを抱えている。

それでも生活のため、家族を養うために歯を食いしばって生きるしかない…。

あなたが抱える「やるせない気持ち」を、奮い立たせてくれる映画があります。

映画『ロッキー』です。この作品は夢をあきらめかけたボクサーが、ある試合をきっかけに、人生を逆転させる様を描いた物語。

今回は、映画『ロッキー』から学ぶ人生逆転のヒントをお届けします。

(一部、物語の内容に触れる部分がありますので、未見の方はご注意ください!) 

この記事でわかること
  • 映画『ロッキー』の予告編・概要・あらすじ
  • 「生活のため」に好きを諦めたロッキーの姿がなぜ刺さるのか
  • 映画『ロッキー』は、主演のシルベスタ・スタローン自身の投影だったという話
  • 映画が教えてくれる「人生を逆転させる勇気」
目次

映画『ロッキー』予告編と概要

『映画ロッキー』予告編

まずは映画『ロッキー』の予告編をご覧ください。(英語バージョンです)

映画『ロッキー』概要

映画『ロッキー』は、1976年公開のアメリカ映画です。

アカデミー賞で作品賞、監督賞、編集賞の3部門を受賞したこの作品。

主役のロッキーを演じたのは、この映画で脚本も手がけたシルヴェスター・スタローンです。

映画『ロッキー』は、単なるスポーツ映画ではありません。

「諦めかけた人間が、もう一度立ち上がる物語」として、今も世界中で語り継がれている作品なんですよ。

映画『ロッキー』あらすじ

ここでは、映画『ロッキー』のあらすじを紹介します。

フィラデルフィアのスラム街に暮らす三流ボクサー、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン演)。

才能はありながらもボクシングだけでは食べていけず、高利貸しの取り立て屋として日銭を稼ぐ毎日。

そこへ突然、世界ヘビー級チャンピオンのアポロ・クリードから対戦相手として指名が届く。

周囲の誰もが「勝てるわけがない」と思う中、ロッキーは自分のため、恋人のエイドリアン(タリア・シャイア演)のため、無謀な戦いに挑む。

夢と現実の間で、もがき続けるロッキー 

夢と現実の間でもがき続けるロッキー イメージ

ロッキーは、才能あるボクサーでした。

しかし、彼は、ボクシングだけでは生活できず、「好き」より「食うこと」を優先せざるを得ない状況に追い込まれています。

この章では、映画『ロッキー』の主人公であるロッキーが置かれている境遇と、彼が人生を変えるきっかけについて掘り下げてみようと思います。

①ボクシングだけで生活できないもどかしさ

ロッキーは、フィラデルフィアの小さなジムに所属している三流ボクサーです。

彼の試合を見に来る観客は、賭け目的で勝ち負けを優先する人ばかり。

試合のギャラもわずかなもので、勝利して得られるファイトマネーは税金を指し引いて40ドル55セント(日本円で12,000円ほど)の価値しかありませんでした。

当時のアメリカの第一線で活躍したプロボクサーのファイトマネーと、比較してみましょう。

例えば、1976年に行われたモハメド・アリとアントニオ猪木戦のアリのファイトマネーは、18億円です。

この金額と比べると、ロッキーのファイトマネーがどれだけ安いかがわかるでしょう。

わずかなファイトマネーしかもらえないロッキー。

安アパートの一室に住み、明日もわからない生活を送っています。

そこでは夢など見ている暇はなく、食うための日銭を稼がなければならない現実があります。

しまいには、高利貸しの取り立てで収入を得る始末です。

「好きなことで生きていけない現実と、折り合いをつけながら今日を生き延びる。」

物語は、ロッキーの何とももどかしい状況を見つめます。

②才能を認めてもらえず、ジムからも追い出されたロッキー

高利貸しの取り立てをして食いつなぐロッキーに、彼が通うジムのトレーナーも愛想を尽かしています。

いつものようにジムで練習するために、ロッカーを使おうとするロッキー。

しかし、彼のロッカーには、別の選手の用具が入れられています。

「売り出し中のあいつが使うんだ!」

ジムのトレーナー・ミッキー(バージェス・メレディス演)に、冷たくあしらわれたロッキーは、さらに追い打ちを掛けるように、こんなことを言われます。

「お前は傷んだトマトだ。お前の試合ぶりはサルだ。引退を考えな」

このようなひどい言葉を投げかけられ、ロッキーはジムから追い出されてしまうのです。

お金もない、居場所もない、認めてくれる人もいない…。

ロッキーは、どん底状態です。

自分には才能があると信じながら、その実力を誰にも証明できないまま年齢だけを重ねていくロッキー。

その焦りと無力感は、フリーランスで生活している私にもリアルに突き刺さるものがあります。

③それでも、ロッキーにはエイドリアンという小さな光があった

そんな”どん底状態”のロッキーにも、心が落ち着く場所がありました。

近所のペットショップで働く、エイドリアンの存在です。

内気で人見知りのエイドリアンに密かに思いを寄せるロッキーは、毎日店に通い続け、不器用ながらもとりとめもない冗談で彼女の気を引こうとします。

仕事もうまくいかず夢にも届かないロッキーにとって、エイドリアンは唯一の心の支えとなっていたのです。

「自分にとって救われる場所を持つ」

どん底の人間が動き出すきっかけは、案外そういう小さな光なのかもしれません。

ロッキーの逆転劇は、「ある日突然、始まった」

ロッキーの逆転劇はある日突然はじまった イメージ

ロッキーの停滞する人生に、ある日突然、転機が訪れます。

それはどんな転機だったのか?

この章では、ロッキーの人生を変えるきっかけとなった出来事や、挑戦の果てに見えてきたものについて掘り下げます。

①チャンピオン アポロ・グリードからのまさかのオファー

3流の無名ボクサーにしか過ぎなかったロッキーのもとに、突如として世界ヘビー級チャンピオンアポロ・クリード(カール・ウェザース:演)から対戦オファーが届きます。

それはただ単に、「話題作りに、無名ボクサーを使いたい」というアポロ側の興行的な理由からでした。

オファーを伝え聞いたのは、ジムのトレーナー・ミッキー。

ロッキーは、ミッキーから詳しく話を聞こうとしますが、冷たくあしらわれます。

思わず本音が出るロッキー。

「長い間ジムに通っていたのに、なんで俺を目の敵にするんだ!」

ミッキーは即答します。

「いい素質を持ってるのに、二流の高利貸の手先になり下がっているからだ!」

ロッキーは返します。

「食うためさ!」

彼が発したこの短いセリフの中に、人生のやるせなさが詰まっているような気がします。

好きなボクシングで食べられずに仕方なく別の道で食いつないでいるが、いつの間にかその仕事が中心となってしまった…。

なんとも歯がゆい状況です。

このシーンは、フリーランスをやっている自分にも身につまされるものでした。

②試合に出ることを決意し、過酷なトレーニングを開始するロッキー

「場末の三流のボクサーに、チャンピオンとの対戦なんて務まらない」

ロッキーははじめ、アポロからのオファーを断ろうとしました。

しかし、自分のため、恋人となったエイドリアンのために困難な道を選択。過酷なトレーニングを開始します。

生卵を丸呑みし、夜明け前のストリートを走るロッキー。

別の仕事で食いつないでいたため、ボクサーとしてのトレーニングがおろそかになっていたロッキーの体に過酷なトレーニングは堪えました。

それでもロッキーは、走り続けます。

「自分の人生を、輝かせたいんだ」とばかりに。

もちろん、エイドリアンの存在も大きかった。

「どん底の自分に希望の光を灯してくれた彼女のために戦う」

それがロッキーの生きる意味であり、戦いへのエネルギーだったんです。

フィラデルフィア博物館の階段の頂上で両手を広げ、試合に勝利するイメージを膨らませるロッキー。

あのシーンを見るたびに、落ち込んだ気持ちが不思議と上向いてくるのは私だけでしょうか。

③アポロとの対戦前に心が揺れ始めるロッキー

過酷なトレーニングを乗り越えたロッキーでしたが、試合前夜に突然、弱気の心が顔をのぞかせます。

「考えたんだが、俺みたいなクズみたいな男には挑戦者の資格なんてない。」

恋人のエイドリアンに、弱音を吐くロッキー。

戸惑いの表情を浮かべるエイドリアン。

しかし、ロッキーは、弱気の心を押さえつけるように、こんなセリフを絞り出します。

「勝負に負けたっていい。とにかく最後までやるだけだ」

「最後のゴングが鳴ってもリングに立っていられたら、俺がゴロツキじゃないことを、初めて証明できるんだ」

この言葉、フリーランスをやっている自分にも大いに刺さるセリフでした。

自分が挑戦すると決めたことは、最後まであきらめることなく続けることこそが価値なんだと教えられます。

④アポロとの激闘が繰り広げられる。壮絶な殴り合いの末に…。

ついに、アポロとの試合のゴングが鳴らされます。

アポロはロッキーを「3ラウンドで倒す!」と、挑発してきました。

しかし、格下相手に完全になめられていたアポロから、ロッキーはダウンを奪います。

今までダウンを奪われたことがなかったアポロは、焦りの表情を浮かべます。

「これはまずいぞ」

そこからは、2人の壮絶な殴り合いの応酬です。

何度も殴られ、顔が変形していくロッキー。

それでも彼は、立ち上がります。

殴られても殴られても、立ち上がるロッキー。ダウン寸前です。

ついには、14ラウンド目でアポロからダウンを奪われてしまうロッキー。

これで万事休すか。

しかし、ロッキーは立ち上がります。

試合の様子を見つめるエイドリアンが見守るなか、迎えた最終ラウンドのゴング。

最後の最後まで死力を尽くして、リングに立ち続けたロッキー。

試合終了のゴングが鳴り響きます。

「エイドリアン!」

と何度も叫び、リングに駆け込んだエイドリアンと抱き合うロッキー。

エイドリアンとの約束通り最後までリングに立ち続け、ボクサー”ロッキー”としての存在価値を証明した瞬間です。

このシーンで、私の涙腺は完全に崩壊しました。

映画『ロッキー』を生んだのは、スタローン自身のどん底生活だった

映画『ロッキー』スタローン自身のリアルな体験を元にしている イメージ

ここで少し、映画の裏側の話をさせてください。

ロッキーはフィクションの主人公ですが、実はスタローン自身を投影した作品だったことをご存知でしょうか? 

この事実を知ると、映画にさらに感情移入してしまいますよ。

①無名で極貧だったスタローンが、わずか3日で脚本を書いた

当時のスタローンは、お腹の中に新しい命を宿す妻と暮らしていましたが、極貧生活で家賃も払えない日々を過ごしていました。(当時のインタビューでスタローンは、銀行に106ドル(約3万円)しか入っていなかったと語っています)

電気が止まりかけた部屋で、仕事もなく、どのオーディションに行っても門前払いの毎日。

そんなある時、テレビで見たボクシングの試合がスタローンの心を動かします。

モハメッド・アリ対チャック・ウェプナー戦です。

この試合で無名のボクサー チャック・ウェプナーが、アリに一歩も引かずに戦う姿を見たスタローン。

彼はその姿を見て、心を打たれます。

「この物語で、脚本を書き上げよう!」

そして、わずか3日で書き上げたのが、『ロッキー』の物語です。

切羽詰まった男が、自分の痛みをそのまま紙に叩きつけた。

だからこそあの脚本には、理屈より先に感情が動く力があったんだと思うんですよ。

②「主演は自分しかいない」スタジオの高額オファーを断り続けたスタローン 

3日間で脚本を書き上げたスタローン。

しかし、その脚本を見てもらえるアテがありません。

ここで彼は、常識外れの行動を起こします。

それは、オーディションで自分の脚本を売り込むこと。

何度も何度も脚本を売り込むものの、なかなかスタローンの脚本に興味を持ってくれるスタジオはありませんでした。

しかし、ある時1つのスタジオがスタローンの脚本の買い取りを申し出ることになります。ある条件付きで。

「主演は、別の有名俳優を使うこと」

当時のスタローンへの評価は、無名どころか「リスク」とみなされていたんです。

でも、彼はその提案を断り続けます。

「ロッキーは自分が演じる。それ以外の条件はない」と。

どんなに良い条件の金額を提示されても、彼の信念は変わらなかったんです。

③愛犬を売るまでに、生活が追い詰められたスタローン。

スタジオと交渉を続けるあいだ、スタローンの生活は限界を超えていました。

食費にも困り、ついには愛犬・バッカスを見知らぬ男に売るしかなくなります。

しかし、その後、脚本の交渉がまとまり、見事に映画『ロッキー』の主役を勝ち取ることに。

その後、愛犬バッカスを買い戻すことにも成功しました。

ロッキーのストーリーは、スタローン自身の私生活にも起きていたんです。

スクリーンのなかの不屈の男は、スタローン自身だったというわけですよ。

ちなみに、バッカスは映画『ロッキー』の中にも出演しています。

映画『ロッキー』は、愛犬・バッカスとの友情の記録を感じ取ることができる作品とも言えます。

映画『ロッキー』が人生を逆転させるために教えてくれること 

映画『ロッキー』が教えてくれること イメージ

ロッキーが見せてくれるのは、派手な逆転劇ではありません。

プロボクサー人生をあきらめかけた男が、自分を奮い立たせてもう一度立ち上がる姿です。

映画ロッキーには、「もう遅いかもしれない」と感じているあなたを奮い立たせてくれる3つの要素があります。

この章では、映画『ロッキー』が人生を逆転させる3つの教訓を取り上げます。

①いくら夢から遠い場所にいても踏ん張り続け、来たるべき時にそなえる

しがない3流ボクサーのかたわら、生活のために借金の取り立て屋として働くロッキー。

どん底の日々です。

しかし、そのような日々を送りながらも、ロッキーは決して夢をあきらめることなくしがみつきます。

そして、踏ん張り続けた先にロッキーに突然の転機が訪れたのです。

あなたも、「なぜ自分はまだこんな所にいるのか」と、絶望した時にはロッキーの姿を思い出してほしいんです。

ロッキーのように、私もあきらめないぞと。

②チャンスは、準備が整ってからは来ない

アポロからの対戦オファーが来た時、ロッキーは準備などできていませんでした。

当然、勝算などありません。

でも、ロッキーはそれでも動いたんです。人生を変えるきっかけとして…。

チャンスは、いつも突然やってきます。都合よく、訪れてくれません。

完璧じゃなくていい。勝算がなくてもいい。きっかけが来たら、走り出す。

ロッキーは、そう教えてくれているんです。

「もう少し準備が整ったら」

なんて、のんびり構えていてはいけません。

そのチャンス、たちまち別の誰かに渡ってしまいますよ。

③勝ち負けより「最後まで立っていたか」にこそ価値がある

物語は、激闘の末に顔を腫らしたロッキーが恋人のエイドリアンと抱き合うシーンで幕を閉じます。

映画はロッキーの勝ち負けを重視していません。

「最後まで戦い抜いて、リングに立っていられたか。大事な人との約束を果たせたか」に重点が置かれています。

それこそが、この映画が教えてくれるメッセージなんです。

映画『ロッキー』には、あなたの人生を逆転させる勇気が詰め込まれている

今回は、映画『ロッキー』から学ぶ、人生逆転のヒントについてお伝えしてきました。

まとめ
  • 映画『ロッキー』は「夢をあきらめかけた男が、もう一度立ち上がる」物語
  • ロッキーはフィクションではなく、スタローン自身のどん底時代の投影でもある
  • 夢から遠い場所にいても、踏ん張り続けて来るべき時に備える
  • チャンスに「準備が整ってから」は永遠に来ない。動き出すことが始まり
  • 勝ち負けより「最後まで戦い抜いたか」が問われる

映画『ロッキー』が教えてくれるのは、どん底の中でもあきらめずに希望を持ち続ける前向きな気持ちと、来るべき時に決断する勇気です。

どん底から動き出すのに、年齢も肩書きも関係ありません。

今の場所がどんなに不本意でも…。

夢から遠く離れてしまったと感じていても…。

ロッキーのように、チャンスはある日突然やってきます。

チャンスに気づけるかどうか、迷わず動き出せるかどうか。

それが、人生の分かれ道ですよ。

あなたもロッキーのテーマ曲と共に、もう一度人生のゴングを鳴らしてみませんか?

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この記事を書いた人

はじめまして。webライター7年目のシモといいます。

5度の転職を経験。40代後半で3度の転職をしたあと、サラリーマンを卒業。

アルバイトとして2年間webライターの経験を積んだあとフリーランスのライターとなり、今年で4年目の50代です。

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